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一方その頃の皇后、Aの様子はというと_________。
『はぁ………』
思羽が一人遊んでいる姿を見つめながらため息をついていた。
そんな姿を見たヨヌが心配して手話で"大丈夫ですか?どこか具合でも悪いとか…"と問いかけた。
『ううん、元気だよ…元気なんだけど、』
なぜAが元気がないのか、それは玧其様と離れるのがあの最悪な別れ方をした時以来だからだ。
『…不安なんだ』
"何が?"
『…あのね、実は』
JK「ヨヌー!!!」
Aの言葉を遮るほどの大声でヨヌちゃんのことを呼びながら走ってくる柾國。それにヨヌちゃんは…
バシッ
おもいきり柾國のことを叩いた。
JK「痛っ!なに?なんで怒ってるの?!」
"静かにしてよ!思羽様のそばで大声出さないで!"
JK「………ごめんなさ〜い」
しっかりしているヨヌちゃんに対して、柾國はヨヌ以外眼中にないためこうやって怒られることがたまにある。
『ふふ、変わらないね二人とも』
JK「いや、皇帝と皇后のほうが全く変わってないよ」
『そうかな?』
二人して縦に首を振るから少し恥ずかしくなり俯いたA。
『早くヨヌちゃんの赤ちゃんみたいな』
JK「だって!皇后から許可もらえたよ!今すぐ…痛っ」
"やめて!もう嫌だ!嫌い!"
恥ずかしさのあまり逃げ出してしまったヨヌちゃん。それを皇后の護衛の仕事を放棄して光の速さで追いかける柾國。
今日も二人は平和です…
『思羽、お母さん寂しいなぁ…』
SU「あぅ?」
『お母さん、お父さんがいないと眠れない…かも。』
Aは玧其と眠るのに慣れてしまい、離れて寝るのが怖くてたまらない。
また、離れた日のことが夢に出てきて現実になりそうで。
夜、寝る時間になり思羽を部屋で寝かせて自分は散歩に出かけた。
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くぅ(プロフ) - ベルさん» 糖尿病?!それは大変だ!でも…まだまだお砂糖ドバドバ入れちゃいます笑 (2021年6月22日 13時) (レス) id: 6fd27a7d59 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 誰ですか!?こんなにユンギさんに砂糖をいれたのは!糖尿病で死にそうなんですが!? (2021年6月22日 4時) (レス) id: d0f14da1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くぅ | 作成日時:2021年6月20日 20時