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『待っ、て』
「待たない」
「もう…誰にも渡さない」
グクの大きな瞳に見つめられると何も考えられなくなる。
私はそれほど彼に溺れていて、抜け出せなくなっている。
……今日テヒョンとデートしてきたばかりでもう他の男の人とこんなことをしている私は……最低だ。
『ん……ぁ、』
「…俺と別れてから誰かに抱かれた？」
『え…』
「抱かれた？」
なんて答えるのが正しいのか分からないけど、嘘つかないほうがいいのは確かだ。
『…、グクだけだよ』
「そう……」
「俺以外の男なんて知らなくていいよ」
そう言ってまたキスしてきた。
何回か触れるキスをして下唇を甘噛みされたとき、深いキスに変わる瞬間。
グクのキスの仕方は何も変わっていない。
何も変わっていないけど…こうやって他の女の子にもキスしてたのかなとかこうやって他の女の子たちにも甘い言葉を言って抱いていたのかなとか。
考えなくていいことが次々と浮かんでくる。
「…何考えてる…？」
『へ、』
「まだ余裕があるみたいだね」
まぁすぐ無くなるだろうけどって言った直後私のきていたブラウスを上にずらされた。
貧相な身体を見られるのが嫌で体をよじるとまた口を塞がれた。
『んぅ！〜〜っ』
「…舌、出して」
横に首を振って嫌だというと力ずくで口をこじ開けてきて舌を絡め取られる。
『はぁ、はぁ…やだ、』
「…ねぇ」
「触ってないのになんで濡れてんの」
『ひ、ぁ！』
「…説得力ないよ」
耳元で囁くように言われた言葉に体の力が抜けてベッドに体を預けているとグクがTシャツを脱いで床に落とした。
久しぶりに見るから恥ずかしくて顔を逸らすと、
「なんで逸らすの…っ」
すぐに元の正面に戻された。
『…だ、って』
「なに、見慣れてるでしょ」
『慣れてないっ』
「可愛いね」
首元に顔を埋めたグク、髪の毛が頬にあたってくすぐったいから身をよじるとチクッとした痛みがした。
『…つけたの？』
「うん」
『み、見えちゃうじゃん！』
「見せつけんの」
『…誰に？』
「テヒョンに。」
彼は相当嫉妬しているようです。
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くぅ(プロフ) - JK1223さん» 最後まだ読んでくださりありがとうございます。寂しいと言っていただけるなんて…とても嬉しく思います！また他のお話でもお会いできることを願っています！ (2021年5月10日 14時) (
レス) id: 6fd27a7d59 (このIDを非表示/違反報告)
JK1223(プロフ) - お疲れ様でした！いつも楽しみにしていたので楽しみがなくなり、寂しいです（ ; ; ）また楽しみにしています！ (2021年5月10日 6時) (レス) id: f8bf9f9746 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ(プロフ) - JK1223さん» ありがとうございます！！だんだん終わりに近づいていますのでラストまでよろしくお願いします！！ (2021年5月3日 18時) (レス) id: 6fd27a7d59 (このIDを非表示/違反報告)
JK1223(プロフ) - 大ファンです(^^) (2021年5月3日 16時) (レス) id: f8bf9f9746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぅ | 作成日時：2021年4月19日 22時
