ミステリー系漫画家がコナンの世界で頑張るお話(その2)

57話 ページ8

どうやらナタリーさんは伊達さんが電柱を食べてる夢を見たらしい



確かに夢は何でも起こりうるけれどもどういう生活したらそんな夢を見るんだ……？



『……あっ…あの？ナタリーさん……ですよね？』



ナ「やめてワタル！それは木の棒よ！ポッキーじゃないわ！」



いやめっちゃ伊達さん悪食じゃん！？



『ナタリーさん！目を覚まして下さい！』



ナ「………はっ！？ワタルは！？」



『ナタリーさん、ここは私の家です！伊達さんはここにはいませんよ！』



ナ「……そう、夢だったのね…本当によかった…」



いや本当だよ！赤ちゃんでもここまで何でも口に入れないわ！



『……ところであの、私、昨日の夜あたりの記憶が全くなくて……何でナタリーさんが私の家にいるとか全然分からないんですけど……』



ナ「あらそうなの？昨日の夜……っていうと、一緒に飲みに行ったところかしら…？」



えっ？飲みに行ったの？もうそこすら覚えてないんだけど



『あっはい…多分そのあたりです…』



ナ「そうね……確かあの時…」



＜昨日の夜＞ ナタリーside



ケーキバイキングで偶然会ったAさん



話してみると意外と気が合ってとても面白い人だと思ったわ



そして、一緒にショッピングしながら恋バナしてたら



「おっ？Aちゃーん！」



『えっ？……あっ！店主さん！』



店「こんなとこで会うなんて奇遇だねぇ！」



どうやらこの人はAさんの行きつけの居酒屋の店主さんらしく、



なんとなーくそのまま流れでその居酒屋で飲む事になったわ



『でねぇ〜！ここでその人は「俺のスピードはナメクジよりも速いぜぇ？」って言った訳よ！』



ナ「まさかそれが伏線になっていたとはね……」



店「てか、Aちゃん、結構ベロンベロンじゃねぇか？」



『う〜ん、そうかもしれない！』



ナ「家まで送りましょうか？ワタルも今日結構遅いらしいから私は大丈夫よ」



『えっ！？そんないいのに〜』



ナ「だめよ、このままだと貴方、何にでも躓いて転びそうだもの」



『ん〜じゃあ、お言葉に甘えて〜』



それで、Aさんを家まで送り届けたのだわ

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