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あと3日�� ページ6
連れて来られたのは、なぜか海
まだ俺には状況が理解できてないで、浜辺に立ち尽
くしている
「座ろっか」
彼女がそういい、俺の横でしゃがんだ
俺もつられてしゃがむ
「あのね、国見くんに聞いてほしい事がある」
「なに？」
びっくりしないでね
と言い、彼女は大きく息を吸いこんだ
「私、あと3日で死ぬの」
え？
何言ってるんだよ
「言ってる事、訳わかんないよね
私も、自分で信じきれてない」
俺もだよ
なんでだよ
なんでお前が死ぬんだよ
病気か？ でもそんなふうには見えなかった
「でも、
お医者さんが言うんだから まあほぼ100％
まちがいはないよね」
ごめんね、急に、あんまり話したこともないのに
こんな重たい事言って
って謝ってきた。
「え？」
気づいたら体が勝手に、彼女を抱きしめていた
そして俺も
泣いていた
続く
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作成日時：2017年9月1日 21時
