１３０話 離せ ページ9
『コーヒー、一つ』
やぁ、読者の方々。今俺はショッピングモールのカフェで時間を潰そうとしてる
「お待たせいたしました。コーヒーです」
『ありがとうございます』
「はっ、はい…//」
本を片手にコーヒーを飲む。これこそコーヒーブレイク。これこそ平穏。
最近面倒事が重なりに重なってて、一息つける時が余りなかったからな…
ｽﾞｽﾞｯと音を立ててコーヒーを飲む
『はぁぁぁぁ〜…』
『幸せ』
表情筋が緩み、笑みが溢れる。おっと、危ない危ない
『なるほど…』
店内は落ち着いた雰囲気をしており、集中するにはもってこいだ
本を読み、その合間にコーヒーを少し啜る。至福のひととき
『一旦目を休めるか、ん…？』
目を休める為に本を閉じ、顔を上げて少し店外に目線をやると
緑谷「ｯｯｯー！」
？？？「ｯー、ｯｯー！」
緑谷が見知らぬ男と会話をしている、その表情は険しい。
その男は4本の指で首を掴んでいる
『何事だ…』
すると次の瞬間
緑谷「ｯｯｯ！！」
緑谷の顔に苦しそうな表情になる
『！』
ｶﾞﾀｯと体が反射的に動く
「お客様！？」
『あ…すみません』
席に座り直し、数秒考える。
あの男…雰囲気や姿形からして
__”死柄木弔“
それ以外無いと思うが、緑谷が殺されてはたまらない。少し様子を見てから助けるべきだろう。
『…』
本を開き、本を読む“ふり”をする
嗚呼…せっかくのコーヒーブレイクが台無しだ。
コーヒーはもう冷めてしまっている
緑谷「ｯｯｯー！！！」
緑谷の顔がより一層苦しさで染まる
行くか
ｶﾞﾀｯと席を立ち、店を出る
「あ、ありがとうございました！またのご来店ー！」
『…』
ズンズンと緑谷の所へ足を運ぶ。
今俺の顔は側から見たら悍ましいものになっているだろう。
だが今は関係無い、
緑谷本人が殺されては元も子もないからだ
弔「ｯｯｯー！ｯー！！」
死柄木弔…
緑谷「ｯｯｯ！」
離せ
ｶﾞｼｯ
弔「！」
手を掴み、緑谷の首から離す
『やめてくれないか…死柄木、弔』
１３１話 見逃してやるから→←１２９話 やめろ NO side
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ぽちゃ子(プロフ) - 月華さん» あー！教えて下さりありがとうございます😭すぐ修正しますね！！ (9月21日 13時) (
レス) id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 167話なのですが、既に施設で生徒達を保護しているシャルたち、人数としては4人のはずなのに3人という表記になっています。おそらく誤字なので修正お願いします。 (9月21日 10時) (レス) @page46 id: 7b4254b6e4 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ぽちゃ子さん» ありがとうございます。ボードの返事の方送りました。これから宜しくお願いいたします。 (9月16日 21時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - マニ。さん» マニ。さんコメントありがとうございます！ボードでの会話全然いいですよ〜🙆🏻♀️これからもご愛読よろしくお願いします…！ (9月16日 21時) (レス) id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - こんにちは、凄く面白いです。もしよければですが会話とかしたいのでボードに話しかけてもいいですか？ (9月16日 21時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽちゃ子 | 作成日時：2023年5月10日 15時
