【HUNTER × HUNTER】バイクお姉さん

２４話　　バイクお姉さんと二次試験後半 ページ28

メンチ「アンタ結局全部美味しいって言ってたじゃないの、
美食ハンターたるもの自分の舌に正直に生きなきゃダメよ！

…あたしはブハラと違って辛党よ！審査も厳しくいくわよー！
二次試験後半、あたしのメニューは……………スシよ！！！」


全員「((スシ…？スシとは一体どんな料理なんだ…！？))」


『なんだ、寿司か』


メンチ「ヒントをあげるわ！！ここで料理を作るのよ！」



メンチが指を指した先には広い調理場が広がっていた



メンチ「最低限必要な道具と材料は揃えてあるし、
スシに不可欠なゴハンはこちらで用意してあげたわ」



メンチ「そして最大のヒント！
スシはスシでも握りズシしか認めないわよ！！」



あー…握りは…



メンチ「それじゃスタートよ！
あたしが満腹になったら試験終了！
その間なら何個作ってもいいわよ！！」


二次試験が始まった



受験者「「(スシってなんだ？)」」


ゴン「スシってなんだろ？」

キルア「俺もしらねぇぜ？」


クラピカ「確か魚を使う料理だったはず」

レオリオ「魚ｧ！？お前ここは森ん中だぞ！？」



クラピカ「声がデカい！それに川にも魚はあるのだよ！」

『クラピカ君…君の方が声がでかいよ…』



『あちゃー、周りの奴ら全員川に行っちゃったね』


レオリオ「盗み聞きしてやがったか！！」

クラピカ「あれを盗み聞きと言うなら
私はもう何も言うまい…」


ハンゾー「な！俺以外に知ってるやつが居たのか！？」

「「(やっぱり知ってたか！)」」





『ここの魚は怪魚ばかりじゃないかい？』


こんなんじゃまともな寿司なんて作れやしないよ


『うーん、仕方ない。やってみるか』









『無理だね。シャリが上手く握れてもネタが無理』



なーんでここの川魚は怪魚しかいないのかなー？？？



『いいや、もうこの失敗作食べて待っておこう。
レオリオ君も食べるかい？』


レオリオ「いや！俺はまだ諦めねぇ！」

『凄いねぇ…おばさんもう諦めまくってるよー』


ひょいっと寿司を掴み、口に入れる


クラピカ「Aさんは何故作られないのですか？
まだ希望はあるでしょう？」

『あの忍び君が皆んなに知らしちゃったから
味で審査する事になった…
もうそれって無理に等しいんだよね。
寿司ってもの凄く難しいからさ』




メンチ「わり…おなかいっぱいになっちった(笑)」


全員「「「はぁぁぁぁ！？」」」




メンチ「てゆー事で、合格者０名。試験終了ー」

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