１２話 バイクお姉さんと沈黙 ページ15
老婆「3…2…1…」
老婆が残りの時間を数えている。
レオリオ君は…木の棒切れを振りはじめたかと、
思うと徐々に老婆に近づいていく。
そしてもう1人、クラピカ君に目をやると、
彼は背中の双刀を取り出そうとしていた。
老婆「…0…さぁ、終了！」
その声が聞こえたかと思うと、
レオリオ君は老婆に襲いかかった。
だが
クラ「っ！」
クラピカ君の間合いにより、それは阻止された
『レオリオ君…』
レオ「黙っていてくれAさん！退け！クラピカ！
俺はこいつになんか言ってやんねーと気がすまねぇんだよ！」
クラ「やめるんだレオリオ！
せっかくの合格を無駄にする気か！」
レオ「はぁ！？」
クラ「我々は、合格したのだよ！」
レオ「？？」
クラ「……答えは“沈黙”。
…さっき、君が言った通りだよレオリオ」
クラ「答えは、1か2でしか答えられないルール、
つまり、沈黙しかないんだ」
レオ「しかし、さっきのやろーは…？」
『正解、とは言ってないだろう？』
そういうとレオリオ君は、
気が抜けたように後ろに後ずさった。
老婆「…その通り、正しい道はこっちだよ。
二時間もあれば頂上に着く」
老婆は、そう言い、立ち上がるとあの男が
行った道の反対の道を開けた。その道は、真っ暗で
だいぶ離れたところに光がある、そんな何とも言えない道。
レオ「な、なるほどなぁー」
老婆の説明を聞くには。ここを真っ直ぐ行き、
一本杉のふもとに家があり、そこに会場まで
案内してくれるナビゲーターの夫婦がいる様だ。
レオ「……婆さん悪かった、手荒いことをして…」
老婆「良いんだよ。そう言う奴を待ってたんだ」
ゴン「あー駄目だ、ぜんっぜん分かんない…！」
レオ「ははっ、まだ、考えてんのかよゴン」
クラ「もう質問は終わりだぞ」
ゴン「でもさ…もし三人なら、本当にそうなった時
どっちを選ぶ？そんな時がいつか来るかもしれない」
2人「「！」」
老婆「(…そうじゃ、それがこのクイズの本当の狙い。残忍な空想に耐えろ …いつか来る別れに備えて…)」
『そうだねぇ…私だったら2人とも助けるね』
クラ「Aさん。このクイズは二つに一つなんですよ？
両方助けるって…」
『あー…』
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ぽちゃ子(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» 教えてくれてありがとうございます☺️これからもご愛読よろしくお願いします！ (4月7日 16時) (
レス) id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - あとたぶん405名参加で合ってますよ！！1人ヒソカに腕やられて原作でも1人減って数えられてるはずですから、ﾀｼｶﾈ^^ (4月7日 9時) (レス) id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - おもしれえぇぇえええ！！更新大人しく待ってられねぇですよ、どうしてくれんですか(歓喜) (4月7日 9時) (レス) @page30 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - ぽよさん» 間違っちゃってるみたいです〜💦ごめんなさいすぐ修正しますね〜！教えてくれてありがとうございます☺️ (2月3日 2時) (レス) id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよ - すんごい面白くて一気読みしました！一つ気になったんですけど、16話でサトツさんが405名参加と言ってますが、夢主ちゃんの番号が406なら406名参加になるのではないでしょうか？💦 (2月2日 5時) (レス) @page19 id: 06099adc97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽちゃ子 | 作成日時：2023年1月19日 3時
