【HUNTER×HUNTER】奇術師ラヴデスティニー

８話　　ババ抜き ページ9

クロロ「ヒソカ、今回は何日ぐらい此処にいるの？」


『そうだなぁ…♦︎明後日ぐらいには出ようかなって思ってる♣︎』

クロロ「今日含めたら、３日ぐらいいるって事？」

『うん。そうだよ❤︎』


少し嬉しそうな顔をするクロロ


『じゃあ、気分転換にトランプで遊ぼっか♣︎』


クロロ「うん！」


『いい返事だね❤︎…パクノダもやらないかい？』


パク「え？私もやっていいの？」


『勿論♦︎』



『ババ抜きっていう遊びなんだけど♠︎』


クロロ「それオレ知ってる！確かジョーカーが
最後まで手札に残ってた人の負けだよね？」


『よく知ってるね、そうだよ♣︎』


パク「それをやるってこと？」


『うん。そういうこと❤︎
じゃあ、ルールを改めて説明しようか♦︎』



そう言い、クロロ達に一つ一つ説明していく



『わかったかな？じゃあ
クロロ、ボク、パクノダの順で手札を引いていこうか♠︎』



各自手札は6枚、この中に一枚だけジョーカーが入っている



クロロ「うん、負けないぞー！」


パク「ﾌﾌ、クロロ直ぐに顔に出そう」


クロロ「な！出ないよ！」



クロロ「とりあえず、引いてくよ」

『うん❤︎』


クロロの前にわかりやすく手札を出す


クロロ「…これだ！」


ﾋﾟｼｯ


『(スペードの四が取られた♦︎まぁ、ボクの手札には
ジョーカーは無いから、まずまずと言ったところかな♣︎)』



『パクノダのを引かせてもらうよ♠︎』


パク「はい」



ﾋﾟｼｯ



『(…ジョーカーが手元に来てしまった♠︎
パクノダが持っていたのか…♦︎)』


パク「引くね」

クロロ「うん。どーぞ」


ﾋﾟｼｯ


パク「おっ。揃った」



パクノダは手札から揃ったカードを
中心のカード達のところへおく



クロロ「…よし、引くよ！」

『うん❤︎』


ﾋﾟｼｯ


クロロ「揃った！」



クロロも同じように揃ったカードを中心のところへおく



『じゃあ引かせてもらおうか♣︎』



ﾋﾟｼｯ



『うん、揃った❤︎』



パク「引くよ」

クロロ「うん」



ﾋﾟｼｯ



クロロ「…」

パク「…」



揃わなかったみたいだ、さて…
ジョーカーを引いてもらわないと困るな…どうしよう♦︎


クロロ「ひ、引くよ…！」

『うん。どうぞ♣︎』


此処で手札を少し左に寄せて、クロロの目線を誘導する
そうすると…



ﾋﾟｼｯ



クロロ「！？」


『❤︎』


ジョーカーを取るように仕向ける事ができる❤︎


此処でボクの残りの手札は5枚、他2人も5枚…

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