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117話 ページ25

ニンゲンはその後また、魔法が解除した隙を狙って逃げ出し、また捕まり、逃げ出し…これを繰り返して少しずつ、本当に少しずつ前に進んだ


その間に何回も戦う意思がないことを訴え続けた
1度だけ誰かを思い出したような反応をしていた



ニンゲンはHP回復のためのふじりんごを齧りながら走っている




目に汗が入って痛い。
チカチカと目に写るHOTLANDの電飾がうざったくてたまらない、えずいてりんごを吐きそう。



気分はまるで学校の校庭マラソン。
どう言うことかというと最悪っていうこと。





*プルルル…



この場面の空気を全く読まないタイミングの電話は…!



ニンゲンは躊躇なく電話の応答ボタンを押した
歩きスマホ(ガラケー)など知ったこっちゃないと言わんばかりだ



パ「もしもし!いま、なにやってるのッ?」


貴「パッッ、パピ、ゲホッウォエ!!!パピルス!!」

走っている最中急に喋ったら噎せるに決まっている
ついでにりんごはニンゲンの口から綺麗なカーブを作って飛び出した





パピルスの電話内容を要約するとこんな感じである

・自分とアンダインとニンゲンの3人で遊ぼう
・ニンゲンとアンダインは気が合うだろう
・暇なときにアンダインの家に来て欲しい



簡潔に伝えることをつたえて電話を切ろうとするパピルス


貴「あっ!!パピルス、待って切るの、ストッープ!」


ニンゲンの息はまだ整わないらしい
携帯に気を取られて走るスピードが遅くなっている、後ろからアンダインが近づいてきている




パ「えっ?なに??」



貴「2人のパパが…ガスターが、息子たちによろしくって!
じゃあ今私アンダインと鬼ごっこしてるから後でね!!」ブツッ


ニンゲンは迫り来るアンダインの恐怖に耐えきれず、電話を切ってしまった





結局また捕まってしまったが、今度は魔法をかけられない
それほど相手も疲れているのだ




もう必要がなくなった重い槍を投げ捨て、ラストスパートをかける



トンネルの出口はすぐそこだ

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設定タグ:Undertale , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:ギャグ
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クロロフィル@深緑の指揮者(プロフ) - あぁ…うん。まぁ…あの二人だしな。うん。 (2022年7月29日 21時) (レス) @page50 id: adb3f99b98 (このIDを非表示/違反報告)
タクト@安定の亀更新(プロフ) - 首…wwwパピルス、大鍋やない、大船や。どうやって大鍋に乗るってんだ?() (2022年7月17日 16時) (レス) @page47 id: adb3f99b98 (このIDを非表示/違反報告)
リーフィア推しの【タクト】(プロフ) - 正論で強引なアンダイン。平常運転ですね。 (2022年6月17日 16時) (レス) @page46 id: cbd701807f (このIDを非表示/違反報告)
リーフィア推しの【タクト】(プロフ) - アンダイン視点も良いぞぉ〜! (2022年6月3日 21時) (レス) @page44 id: 57fcdba272 (このIDを非表示/違反報告)
リーフィア推しの【タクト】(プロフ) - 謎 の 原 作 修 正 力 (2022年5月28日 6時) (レス) @page42 id: 25dd8494df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ARTIFACT x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年12月31日 1時

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