衝撃的な事実 〜shocking fact〜 ページ1
今日からプロポーズ大作戦が始まる。
上手くいくのだろうか。
え？私がするんじゃないよ。
LH「A〜！いよいよ今日からだねー！」
『そうですねー』
LH「えーなにその薄い反応！るぅの人生がかかってるんだよ？！」
『別に私関係ないし！しかも大袈裟すぎ。』
LH「またまた〜♪そう言いながらAも一緒に考えてくれたじゃん^ ^」
そう言いながら私の肩に手を置いて
殺人級のスマイルを私にぶちかます。
LH「はぁ〜緊張する！でもこれで上手くいったらジユンと‥‥‥♡」
上の空になっているるぅを見捨てて私は登校への足を速める。
そう。
お察し頂けただろうか？
私の隣にいる、今目をキラキラさせながらべちゃべちゃ1人で喋っているイケメンくん‥‥つまりルハンのプロポーズ大作戦の事だ。
なんたってルハンには今片想い中の相手がいるのだ。名前はジユン。黒髪のまっすぐな長いストレートで私達と同い年。顔は割と整ってる方だと思う。あれ？なんか上から目線(笑)
でもビックリなことに、ルハンとは真反対の大人しめの子。どっちかっていうと派手でグラマーな人が好みだと思ってたんだけどなー。運動系よりは文化系寄りの女子かな？
ルハンによると“うーん、なんかおどおどしてる感じが可愛い！顔も悪くないし！”とのこと。
認めたくはないけどルハンはこの学校で1番人気のアイドル的存在。
だから、その気になればその子もコロッと落ちちゃうんだろうなーって思ってたんだけどその反対。
最初に話しかけたときはジユンちゃんに怖がられて逃げられちゃったらしい！
まあタイプ違うからね〜(-｡-;
でも正直羨ましい。
だってルハンを狙ってる人なんてどれだけいると思ってんの？！
私だって‥‥‥
私だってずっと前から好きだったのに。
さすがにルハンからジユンちゃんが好きだって事を初めて聞いた晩には泣いたよ。もうボロ泣き。
次の日にセフンに“酷い顔でとぅよ？w”って言われた時は殴ってやった！
友達のチャニョルはその事知ってるから沢山励ましてもらってなんとか納まったけど‥‥
それで決心したんだ。
この際だから全力で応援しよって。
その間にもしかしたら私に振り向いてくれるか‥‥‥わけないか(汗)
そしてルハンと2人でバカみたいに遅くまでプロポーズ大作戦の計画立てたりして‥‥
なんかバカみたい私って思ったらまた泣きたくなって、そしたらまたチャニョルが慰めてくれて‥‥(涙)
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作者名：Lon | 作成日時：2014年7月10日 21時
