【名探偵コナン】続・降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

番外：笑ってはいけない警視庁２ ページ35

「「(コイツら真顔で喋るとなんでこんな面白いんだろう...)」」
「「(あの人の事がマジで分からん...)」」



「で？結局どうして怒ってるんだよ？ランチが気に入らなかった？」
『私が今までそんな事で機嫌悪くした事あります？なんでも美味しく頂きます』
「...降参するから、教えて」
『...服だよ服！！今日の衣装！！私のコーデ選んだの零くんって聞いたのさっき！！』
「え？なんか問題あったか？」



白を基調とした降谷の私服に対し、キャメルのモコモコロングコートのファスナーをバッと下ろすA。


中に着ていたのは(本来はファスナーは閉めず見せるコーデだったと思われる)白のニットワンピ。この状態で見れば、めちゃくちゃカップルコーデである。




『私三十路だって知ってるじゃん！！ロングスカートとかパンツが流行ってる中！！何故に！？これ！？』
「ポアロでAが告白してくれた時の衣装に似てたから、つい」
『つい、じゃない！！！零くんコーデだって知ってたら絶対着なかったのに！！』



「「「「「(あ、なんか見慣れた痴話喧嘩...慣れすぎて笑わなくて済むかも)」」」」」



「...そんなに気に入らなかった？」
『！！っぐ...そんな、安室フェイスで上目遣いしてきてもダメだからね！中身が真っ黒降谷くんなの分かってるからね！』


「真っ黒www」



【デデーン！萩原 OUT！！】



「...俺が見たかったんだよ、悪かったな」
『...(なんか素直に謝られると居心地悪いな...)』
「似合ってるし、可愛いのに...でも嫌だったらコート閉めてていい」
『う...(いや服は確かに可愛いんだけど私が耐えられないだけで...)』
「その代わり、帰ったらよく見せて？」
『いや、この仕事終わったらこの衣装返すんですけど』
「買い取ればいいだろ？そのカッコでイチャイチャさせて」
『きょとーん顔でさらっと言うな！！これだから高給取りは！！！ていうか！！公共の電波！！』
「日本中にAは俺のだからって牽制出来るからこの仕事引き受けたに決まってるだろ」
『もうやだこの俺様何様降谷さま！！！』




「俺様w」
「何様ww」
「降谷さまwww」
「なんなの？これほんとにアドリブなの？ww」
「降谷さんがっ、幸せそうで、何よりですっ」
「風見さん涙目だけどそれ半分笑ってるからですよね」




【デデーン！全員 OUT！！】





◇マジでタイトルしか思いつかなくてでも記念に書きたかったので書きました。今年はお世話になりました。来年も宜しくお願い致します。

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