【名探偵コナン】続・降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

番外：結局彼女も問題児６ ページ12

「...あれ？俺そんな事書いちゃってた？」
「...お前、どんだけ意識朦朧として書いたんだよこれ」
「いやぁ...昨日の実技キツかったからかなぁ？で、煙草の他に切らしてるものあったかなーって考えてて」
「ちょっとお前らもう少し焦るとかないの！？」
『もほふしふん、ふるひい』
「えっ、あぁごめんA」


ぱっ、と手を離して再度謝った諸伏にいいよ、と返す。


『買ってくるのは別にいいんですけど、』
「えっ！？いいの！？ダメだろ！！」
「諸伏のノリツッコミ貴重だな」
『...諸伏くんは少し女子に夢見すぎじゃない？調書の時の性風俗用語とかココでも習うし、』
「あー...いやまぁ、うん、そうだけど...」
「やばいwwwちょっ、俺ツボったわww」


思わず何やら怒鳴りそうになった降谷の口を塞いで椅子に座らせる伊達。もうこれ以上話をややこしくしたくないが故の行動である。


『いやですね、その、1ヶ月外出禁止でしょ？まさかとは思いますけど女子寮忍び込むか、男子寮に女の子連れ込む気なのかなって思...』
「...え？Aちゃん？」
『いえ、ごめんなさい、大丈夫です、私そういうの偏見ないんで、』
「えっ、ちょっ、違うよ！？何か凄い勘違いしてるでしょ！？」
「やだぁ研二くんったらソッチ系〜！？」
「気づかなかったわぁ、相手誰ぇ？？」
「違うって言ってんだろ！！俺は女の子が好きだよ！！」


怒りが何処かに吹っ飛んだのか伊達に釣られて肩を震わせている降谷。めちゃくちゃ笑ってる2人である。


『えっ、じゃあ何で必要なんですか？...寮以外って言ったら、』
「校内でやる気？」
「まさかの外かよ、理解できねぇ」
「お前ら何なの打ち合わせでもしてんの！？3人揃ってドン引き顔すんの辞めて！！」
『人の性癖に文句つける趣味はないんですけど、女の子の事は大切にしてあげてくださいね？』
「...Aちゃん、ごめん謝るから戻ってきて、美人にそんなん言われたら流石に凹む」


思わず腹を抱えて笑う諸伏の肩に手をかけて声を押し殺して笑う松田。と、手で顔を覆う萩原。


「じゃあ何で必要なんだよ？」
「いや、なんかさ常に財布に入れとかないと落ち着かないっていうか...あっ、違うよ？切らしたって言うか元々ココには持ち込んでないって意味で！！」
『......』
「「半年くらい我慢しろよ」」
「ホントだから！！」


萩原フルボッコは珍しい事なのだが、ここで更に斜め上を行くのが彼女である。

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