【名探偵コナン】降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

答えは縦読み･.｡*･.｡* ページ11

『ん、んー...38.6℃ってとこかな』
「マジか、Aの体温当て、結構正確だからな」
「「「(((おでここっつんこ！？？)))」」」


なんか凄い目で部下さん達に見られた気がするけど、まぁいいや。それより大事な事が目の前に転がってるし。


『とりあえず、解熱剤とスポドリ持ってくるから仮眠室で大人しくしてなよ。いいですか？風見さん』
「えっ、は、はい、よろしくお願いします！」


あれ、風見さんまでぼーっとしてて、みんなしてインフルとかだったらシャレにならないけど大丈夫かな。あ、解熱剤の前に何か食べれるもの...鞄にメイトカロリー入ってたかも。見てこよう。


「あ、あの、今聞くのも何なんですが、お2人は本当に付き合ってないんですか？」
『え？はい、本当に』
「付き合ってない..."今はまだ"な」
『は？』


しんどそうに立ち上がった降谷くんは、先に行ってる、とよろよろと歩き出す。


『えっ、ちょ、はい！？』
「いつもクマ作らせてその綺麗な顔台無しにしてるから、そのうち責任とってやる、ってこと」
『え？ええ？いやいやいや、その前に降谷くんが！？私のこと！？？』
「...お前、昔から鈍いんだよ...もう少しで今やってる任務片付きそうだから、それまで待ってて、」


そう言って柱にガン！と肩をぶつけた降谷くんはフラフラと歩いて行ってしまった。言いたいことは色々あるけど、あれか、言い逃げしたヤツのところに、今から私は行かなくちゃならないのか。


あぁもう！！本当にっ。





『いい加減にしろ！！降谷零！！』




廊下まで響いた私の声を聞いて、くつくつ笑っていた降谷くんがとても優しい顔をしていたなんて、知る由もなく。









fin...？

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