出会い�� ページ3
リンゴを刻んで鍋に追加して調味料を適当にぶち込み完成したのはリンゴ粥！！！
これ病気の時によく食べたし元気出るんだよなぁ…としみじみとしていたらゴホゴホと聞こえた。
『大丈夫？！』
と身体を起こしてあげると熱を帯びたターコイズの瞳が揺れていた。
どうやら風邪をひいてしまったらしい。
近くにあった丸太の近くに寄りかからせてカバンから水筒を持って来て蓋を開けて、彼の口元へ持っていくと意思が伝わったのか、中身を少し飲んでくれた。
辛そうだった顔が少し緩んだので思わず笑みがこぼれた。
(この調子じゃ…リンゴ粥食べられんかなぁ…)
いやでも食べてもらわなきゃ私も彼も死……
(とりあえず冷ましておこう。)
そう思って鍋の置いてあるところに行こうとすると
「だめ。」
と腕を引っ張られて毛布の中に引きずり込まれた。
ちなみに今、私は下着姿です。一応待って来て置いた換えの下着を着ています。それでも寒いけど。
えーっと、状況を率直に言うと全裸の男に下着姿の私が抱きしめられていると言う絵面です。はい。
いや死ぬイケメンに抱き締めって…胸筋やば胸筋やば待ってここ天国？？？ときめいちゃダメときめくな私。A。ときめくな一瞬の迷いだ。
と変な思考を巡らせていると彼は突然ボロボロと泣き出した。
「いかないで」
と呟いて私の肩にグリグリと頭を擦り寄せる彼に母性が芽生え始めていた夕暮れ時だった。
それから2時間くらい抱き締められたまま二人して寝てしまい起きたら闇の中。心地よい月明かりと火の光だけが私達を包み込んでいた。
まだ寝ている彼の腕からそっと抜け出す。
それから再度鍋に少し火をかけて自分は川に水浴びに行くことにした。
『ふぅ…』
川の浅瀬をザブザブと練り歩く。
腰くらいまでの水位で下半身が少し冷たい。
爽やかなそよ風が髪を攫う。
(春が来たんだ。)
そう思うと同時に水の中に潜って少し泳ぐ。
こうして泳いでいると自分が人間だったこととか人生とか全てどうでも良くなって何もかも忘れて自然の一部になった気がする。
息が苦しくなり水面から顔を上げるとそこには彼が立っていた。
驚いた顔を少しした後すごく不機嫌そうな顔をして。
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葵 - リンクかっこいいい死ぬ！（（（ゑ 後初見です！神作品を作ってくれてありがとうございます (8月25日 1時) (
レス) id: 5828b1967c (このIDを非表示/違反報告)
くまぁ - イーガ団のがぴちぴちの全身赤タイツ着てるのがそらなすぎてめっちゃ笑っちゃいました！リンクがカッコ良すぎてにやにやがとまらなです…！ (8月20日 1時) (レス) @page18 id: b91ebddc7f (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - スッゴク読みやすくて、リンクがとにかくかっこいい、、、。 イカれバナナと爆弾中毒者は面白かったです!! (8月7日 14時) (レス) @page18 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - 本当ですか？！！パイナップル聖人さんありがとうございます！(*´-`)ちょこちょこですが頑張って行きたいと思うので何卒よろしくお願いします…！リクエストなどのネタ提供もあったら嬉しいです…！！＼(^o^)／<ｵﾈｶﾞｧｱｱｧｧｱｱｧｱｲ (6月7日 6時) (レス) id: e1d383aad9 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル聖人 - このお話好きすぎる！お話作るのうますぎて尊敬しかないです( ＾ω＾ ) (6月5日 22時) (レス) @page5 id: c45b8ce58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空音 | 作成日時：2023年6月3日 13時
