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『──ってなことがあった訳よ。もうほんっと大変だったよ』
悟と再会してから数日が経つ。現在、またもや飲み屋。そして向かいには硝子。ナナミンは任務があるらしく、今日は不在。
ビールを片手にあの日知らぬ間に悟の部屋で寝ていた事、復縁を迫られた事その他諸々について私は硝子に愚痴を垂れるように話していた。
「へぇ、もうそこまでいったんだ」
『…ん？なんで既に知ってる口調なの？』
「なんでって。私が呼んだからな」
『はぁ!?』
特に驚く様子も無く、サラッと言い放った彼女の言葉に思わず大声が出てしまう。まさかこんなに近くに戦犯がいただなんて。完全に盲点だった。何してくれとんじゃ、おい。
何かを訴えかける表情の私に、硝子は口元に軽く笑みを浮かべて尋ねる。
「会いたくなかったの？」
『…それ悟にも聞かれた』
「なんて答えたの」
『……会いたくなかったけど、会いたかったって』
上手く言葉に言い表せないけれど、今はこの言葉に尽きる。会わなければ、悟を思い出すことなんてなかったし、好きっていう感情を捨て去れていた。でも会ってしまえば、酷く安心してずっと居たいなんて柄にも無く思ってしまった。
「何そのまどろっこしい言い方。はぁ、これだから不器用は」
『私の顔見て溜め息をつくな』
「昔は素直に気持ち伝えてたのにね。"大好き" って」
『そ、それは…！昔、だから』
あの時はまだ子供だったのよ、とそれっぽい言い訳をしておく。でももう子供じゃないんだ。綺麗な嘘をつける程成長した。悟も私も。
硝子は「ま、今はそうゆう事にしといてあげようか」と余裕そうに笑って日本酒を喉に流す。そんな彼女の姿は私よりも断然に大人びていて、少し憧れる。
「そう言えば、どっちから告白したの？」
『それは──』
高校3年生。昔の思い出が鮮明に蘇る。
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次話は過去編に入ります!!また、夏油離反については書いておりません!今後も触れる事は無いと思います。皆様の解釈で読んでいただけたら幸いです( .ˬ.)"
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ロゼ(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます!!以前、少々トラブルがありましてボードは現在していないんです💦お声いただいたのに申し訳ありません🙇ご声援、ありがとうございます^ ^ (1月14日 0時) (
レス) id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ロゼさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています💝、更新応援してます！ (1月9日 18時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 眠民。さん» そんな風に言っていただけてほんっとに嬉しいです!夢主ちゃんもごじょるもそんなに褒めていただけるとは…!!ありがとうございます😭更新不定期ではありますが、待っていただけたら嬉しいです♡♡ (12月13日 22時) (レス) id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
眠民。 - コメント失礼します!!夢主ちゃんの性格が好き笑 ごじょせん推しというわけでは無いのですがこのごじょせんはマジでカッコいいっす‥。続き待ってます!!1日のご褒美なのでロゼさんの小説‥ (12月13日 16時) (レス) @page12 id: 7e432fa76e (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - ねかあさん» コメントありがとうございます~!!推しの供給ってマジで大切ですよね😖ねかあさんにとって本作が少しでも供給になれていたら嬉しいです(ᵒ̴̶̷-ᵒ̴̶̷ ) (11月1日 23時) (レス) id: a0125a0dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロゼ | 作成日時：2023年10月29日 8時
