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模擬市街地演習 ページ5
プレゼントマイクの説明が終わり、演習会場
緊張するぅぅぅぅぅぅぅ...大丈夫、たくさん訓練したんだ、そう簡単に
落ちるわけには...『ハイスタートー！』...え？
プ『どうしたあ!?実戦じゃカウントなんざねえんだよ!!走れ走れぇ!!』
『賽は投げられてんぞ!!？』
(うっそやばい...!!)
出遅れた!!移動が速くて効率的に処理できる、広範囲で周囲を見渡せるのは...！
「『獣：ハヤブサ』！！」
背中に大きな羽が生える。
そしてそのまま真上へと飛び立つ。
(見つけた！！)
まだ目標を補足していない仮想的が何体か固まっている。
その塊に向かって...！
「急降下!!」
はやぶさは時速180k/mだとされているが、
急降下時の速さを瞬間的に見ると300k/mにも及ぶという。
そんな速さで飛ぶものがぶつかったら当然...
BAAAAAAAM!!!!
「よっし！！」
物凄い音を立てて仮想敵は壊れる。
同じように、空を飛び回り見つけては急降下の繰り返し。
繰り返す度に体に負荷がかかり、飛び散った破片などでできた切り傷からの
出血量も多くなる。
しかし一見不利に見える状況も、個性のひとつ、『流血』によって勢いをつける
燃料に過ぎない。
もう止まらない
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作者名：夜坂 | 作成日時：2021年2月26日 23時
