孤独の宗教Ⅱ (ページ6)

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緑side

またまた時は進み、卒業式当日。

結局、今日までシゲに会うことが出来なかった。
先生に渡して貰うのも何だか気が引けて、まだお土産を渡す事も出来てない。

俺は、勉強が特別出来るというわけでも無かったが、授業だけは真面目に受けていた為、一応卒業出来た。

あ、2人はと言うと、前期にシゲとちょいちょい授業サボってたのが地味に積み重なって、ひいひい言いながら補習受けてた。笑

けど、無事に卒業できるみたいや。

そして、今日こそ彼が来てくれるのではと期待していた。けれど、出席番号順に並べられた椅子のシゲの場所だけ空いている。

「最後の日なんに…」

悲しかったし、悔しかった。
俺が何かしてあげられればやっぱりこんな風にならなかったと思う。
俺はチキンだ。今の幸せに満足して、他のことへ首を突っ込むのを躊躇ってしまった。
結果、大切な友人を1人失うことにってしまった。

……いや、正確に言えば1年前のあの日からもう失っていたんや。ずっと心に閉まって居たから忘れかけていた。
やっぱり、、俺って最低やな。
俺は、これからずっとこの後悔がまたまた時は進み、卒業式当日。
結局、今日までシゲに会うことが出来ず、先生に渡して貰うのも気が引けて、まだお土産を渡す事が出来て居ない。

俺は、勉強が特別出来るというわけでも無かったが、授業だけは真面目に受けていた為難なく卒業出来た。

あ、2人はと言うと、前期にシゲとちょいちょい授業サボってたのが地味に積み重なって、ひいひい言いながら補習受けてたわ。笑

けど、無事に卒業できるみたいや。

そして、今日こそ来てくれるかと期待していた。けれど、出席番号順に並べられた椅子のシゲの場所だけ空いている。

「最後の日なんに…」

悲しかったし、悔しかった。
俺が何かしてあげられればやっぱりこんな風にならなかったと思う。
俺はチキンだ。今の幸せに満足して、他のことへ首を突っ込むのを躊躇ってしまった。
結果、大切な友人を1人失うことにってしまった。

……いや、正確に言えば1年前のあの日からもう失っていたんや。ずっと心に閉まって居たから忘れかけていた。
やっぱり、、俺って最低やな。

俺は、これから先ずっとこの後悔と一緒に生きていくんだろうなと思った。
でも、それが俺に出来るシゲへの最低限の償いやから。

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