ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ45)

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イゾウ「A、朝はスープありがとな」

A「どういたしまして」

イゾウ「Aそこのイスに座ってくれるかい？」

A「うん」

イスに座るとイゾウが私のうしろにたった

A「どうしたの？」

イゾウ「頭を動かすな」

A「はい」

イゾウの方を向こうとすると、頭の両脇を押さえられ、正面を向かされた

イゾウ「昨日言っただろ。これから毎日髪を結ってやるって」

A「お酒の勢いだとおもってた」

イゾウ「そんなわけあるか！妹もの大事な交流の機会なのに！」

A「見かけによらず、イゾウも私のこと大好きだよね！」

おでんさんとお菊ちゃん一筋だと思ってた

イゾウ「やっとわかってくれたのか……」

イゾウがため息をついた

イゾウ「俺はAだけを愛してる。結婚してくれるか？」

A「無理」

イゾウ「一刀両断か！Aは手強いな！！」

ナンパの勝率が高いイゾウにとって断られることはそうそうないんだろう

物珍しいものを見たみたいに笑っている

イゾウ「断られても諦めるつもりはないから！よろしくな、A」

A「え？」

イゾウ「髪をとめてあるその簪はAにプレゼントだ。明日からそれを持って俺のとこに来い。また、髪を結ってやる」

A「簪？」

イゾウは言い逃げをした

簪ってなにか意味があったような……

思い出せないし、いっか！

鏡の前に行き、髪型を確認するとめっちゃ可愛い人がいた

髪の毛をきちんとするだけでもこんなに変わるんだ……

またやってもらおう！

エース「お！A！今日は一段と可愛いな！」

A「そうでしょ！イゾウにやってもらったの！」

エース「……なんか、イゾウに負けた気分」

A「なにを張り合ってんの？」

エース「Aに関わることはなんでもだ！」

ハルタ「あ！！！Aがイゾウから簪貰ってる！！」

A「ハルタ！」

ハルタ「A！今すぐとれ！」

A「やだよ！可愛いもん！！」

ハルタ「…Aはいつでも可愛い、だからとれ」

A「やだ」

エース「なんでそんなにとって欲しいんだ？」

ハルタ「簪は一生を共にしたい女に男が贈るものだからだよ！！」

エース「はぁ！？イゾウばっかずりぃ！俺達もなにか買ってくるぞ！！」

ハルタ「あぁ！次の島で買うぞ！！」

なんか変なスイッチが入ってしまった……