ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ44)

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次の日の朝、

二日酔いにうなされながら、皆起きてきた

敵船の監視をしながら、昨日の宴によって出たゴミや汚れた食器は私が片付けた

マルコ「A、はえぇな」

A「おはよう、マルコ」

マルコ「おはよう、A。あぁー頭痛ぇ。そういえば、食器とか誰が片付けたか知らねえか？」

マルコ「不寝番の奴らか？」

A「私がやっといたよ」

マルコ「は？不寝番の奴らは？」

A「マルコたちと一緒にぐっすり寝てた」

マルコ「はぁ！？あいつら……」

A「いいよ。私が気苦労かけたせいだから。それに、怒りにいくと、マルコの頭に響くよ、はい」

私はトマトスープをマルコの前に出した

マルコ「これは……？」

A「二日酔いでしょ？あっさりしてて、具材多めに作ったから食べられると思う。でも、調子に乗って重たいものを食べたら吐くから朝はそれだけね。お昼にたくさん食べて」

マルコ「何から何まですまねえよい」

A「こちらこそありがとう。私のことを考えてくれて、こんなお兄ちゃんたちに囲まれて私は嬉しい！」

マルコ「妹が可愛すぎてどこにもやりたくない……」

A「まぁどっかに行くけど、一年は一緒だから！」

マルコ「どこに行ってもそういうことになったら、俺達のところに来いよ、審査してやる」

そういうこととは、恋路かな？

A「大丈夫、恋人は作らないから」

私にはまだこの世界でやることがある……

マルコ「あんまり抱え込むなよい」

マルコは私の頭を撫でてくれた

年下扱いされて最初は嫌だったけど、今はなんか心が暖まる

A「ありがとう」

それから、続々とクルーたちが起きてきて、私の作ったスープを飲んでくれた

皆が美味しい美味しいと食べてくれて私は嬉しかった

エースは肉が食いたいと言ってたが、それはお昼までだめと言ったら素直に言うことを聞いた