ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ42)

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膝枕の件はエースをある程度しばいたら満足したらしい

イゾウ「A、髪伸びたな」

A「そうかも！邪魔だし次の島で切ってこようかな？」

イゾウ「だめ」

A「なんで！」

私の髪だよ？

イゾウ「邪魔なら俺が髪を結ってやる」

A「ホントに？」

イゾウ「ああ、毎日な」

A「やったー！」

イゾウ「その代わりこれからも俺のそばにいろよ」

A「やだ。ルフィのとこに戻る」

イゾウ「チッ」

それが企みかよ……

A「ほら、お酒ついであげるから機嫌直してよ、イゾウ」

イゾウのジョッキにお酒をつぐとこちらに肩を組んできた

イゾウ「はー、お嬢には敵わんね」

マルコ「イゾウ、近ぇよい」

マルコはイゾウの頭にチョップした

イゾウ「いってぇな」

この船に乗ってると女らしいイゾウもちょくちょくおっさんみたいな口調になる

それにギャップを感じてドキドキしている自分もいる

サッチ「A～、食後のおやついる？」

A「いる！」

マルコ「お菓子に目を輝かせて、可愛いな、A」

馬鹿にされた……？

A「じゃあいらない」

サッチ「ちょ！マルコ！余計なこと言うなよ！！」

マルコ「すまんよい。貰えるもんは貰っとけ」

A「……じゃあいる」

サッチ「はい、どうぞ」

サッチから手渡されたお菓子は私の好きな果物がてんこ盛りのパフェだった

A「ありがとう！サッチお兄ちゃん！」

サッチ「……Aもう一回」

A「ありがとう」

サッチ「そっちじゃなくて……」

お兄ちゃんの方か

A「無理、キモい、しね」

サッチ「ひどくない！！」

私とサッチの絡みをみていたクルーたちはクスクスと笑っている

サッチ「お前らも笑うな！！」

マルコ「まぁ、サッチは置いといて、Aおかえり」

A「ただいま！」

皆の目元に涙が浮かんでいるのが見える

そして、目の下にくまがある

私のことで悩んで寝れなかったんだろう

ごめんね。こんな妹で

でも、愛してくれてありがとう