ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ38)

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Noside

その頃甲板では……

イゾウ「マルコが女連れてきたって本当か？」

マルコ「ああ」

エース「そいつのこと好きなのか？」

マルコ「そうだよい」

エース「Aのことはもう忘れたのか」

マルコ「忘れてないよい」

エース「おれはA以外好きな女とか考えられねえ」

イゾウ「俺もだな」

サッチ「久しぶりにAの話したな」

ジョズ「互いに気遣って離さなかったもんな」

エース「会いてえ…」

エースの瞳に涙が浮かぶ

ハルタ「泣くなよエース」

エース「だって…」

マルコ「俺が連れてきたやつは、お前らも好きだと思うけどな」

エース「おれはそいつなんかどうでもいい」

イゾウ「俺も……それにマルコのだろ？」

マルコ「俺のものにしていいのか？」

イゾウ「ああ」

マルコ「ならもらうよい」

マルコは１人笑みを浮かべた

そこにギィーと扉を開ける音が響いた

Aside

親父に連れられ、甲板に出ると、隊長たちや顔見知りの隊員たちが勢揃いしていた

隊員「あ！！マルコ隊長の女が親父に抱かれてる！！」

マルコの女……？

エース「A！！」

イゾウ「A！？」

サッチ「なんで？…Aは死んだはずじゃ」

白ひげ「オメーら！大好きな妹が帰ってきたぞ！！」

マルコ「もう一度聞くが俺のものでいいんだな」

エース「ダメだ！！！」

イゾウ「マルコそれは卑怯ってやつじゃねえか？」

マルコ「わかってるよい。俺も正面からAを手に入れる」

飢えた獣のように人が親父の回りに集まる

A「親父……絶対に下ろさないで」

白ひげ「グラララ！！久々に妹に会えて嬉しい気持ちもわかるが少し勢いを納めろ」

イゾウ「親父！こっちにパス！！」

エース「A！！」

エースが涙をぼろぼろ流している

A「少し落ち着いたら？」

エース「A！！！！！」

落ち着くどころか私に向かって飛び付いてきた

それを親父が払いのけた

その衝撃でエースは床に叩きつけられた

A「エース！？」

白ひげ「心配するな。そんなやわじゃねえ」

白ひげ「オメーら！妹帰還祝いに宴だ！！準備しろ！！」

隊員「オオォ！！！！！」

隊員「戦争後初めての宴だ！！」

初めてなんだ…

隊員たちは宴の準備をしに、散り散りになった

それでも隊長たちは動かない

白ひげ「オメーらもだ！早く終わったらAを床におろす」

エース「待ってろよ！A！！」

サッチ「美味しい飯作ってくるからな！」

隊長たちも散り散りになった