ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ31)

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ローside

麦わら屋の療養を目的として俺達は緊急特例として女ヶ島湾岸への停泊を許可された

ルフィ「うわあぁぁぁぁ！！！！Aはどこだ！！！」

ペンギン「手に負えねえ！！麦わら～～！とまれ！！」

ジンベイ「アレを放っといたらどうなるんじゃ……」

ロー「まあ単純な話…傷口がまた開いたら今度は死ぬかもな」

Aが死んで叫びたいのは俺も同じだ

ジンベイは森の中に消えた麦わら屋を追っていった

シャチ「キャプテンの好きな人ってもしかして……」

ロー「そのもしかしてだ」

シャチ「そっか……」

俺の知らないところで死んでんじゃねえよ

あの女……

麦わら屋の傷が治ったら墓参りにでも行くか

ルフィside

ルフィ「うおぉぉぉぉ！！！！」

ルフィ「ここはどこだ……やっぱり夢見てたのかな…」

キィー

Aが血だらけで俺の前に倒れる姿が頭に浮かび上がった

「本当にごめんね。皆大好きだよ」

ルフィ「わあっ！！！消えろ！！消えろ！！」

ジンベイ「…戦争は終わった。Aは……」

ルフィ「言うな！なんも言うな！！！」

ルフィ「ほっぺたなら、ちぎれる程つねった！！夢なら醒めるはずだ！！夢じゃねえんだろ……！」

俺より強かったAが

大好きだったAが

俺のせいで……

ルフィ「Aは死んだんだろ！！！」

目から涙が流れ落ちる

ジンベイ「ああ……死んでしもうた…！！」

ルフィ「うわぁぁぁぁぁああああ！！！！！！」

ジンベイ「ルフィくん……」

ルフィ「何が…海賊王だ！！おれは！！弱いっ！！！」

ルフィ「何一つ守れねえ！」

ジンベイ「ルフィくん……」

ルフィ「向こうへ行け！一人にしてくれ！！」

ジンベイ「そういうわけにもいかん…これ以上自分を傷つけるお前さんを見ちゃおれん」

ルフィ「俺の体だ！！勝手だろ！！」

ジンベイ「ならばAの体も本人のもの彼が死ぬのも彼の勝手じゃ」

ルフィ「お前黙れ！次何か言ったらブッ飛ばすぞ！！」

ジンベイ「それで気が済むならやってみい…こっちも手負いじゃが今のお前になど負けやせん」

ルフィ「ゲホ……！」

ジンベイに攻撃したがやり返された

なら……

ジンベイ「痛で！！！ででで……痛いわ！！このガキャア！」

噛みついたら首をもたれ、岩を壁にして押さえつけられた