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ルフィ「エースっ……!」
ルフィが追い込まれているエースを見て膝をつく
ジンベイ「おい!ルフィくん!お前さんもう限界じゃ!!」
ルフィ「ハァ……ハァ……」
ルフィの帽子から1枚の紙が地面に落ちる
ルフィ「あ、エースのビブルカード……」
赤犬「海賊王ゴールド・ロジャー、革命家ドラゴン!この二人の息子達が義兄弟とは恐れ入ったわい!貴様らの血筋はすでに大罪だ!!誰を取り逃がそうが貴様ら兄弟だけは絶対に逃がさん」
赤犬「よう見ちょれ……」
そう言って赤犬はルフィにマグマとなった拳を向けた
エース「おい!待て!!ルフィ!!」
ルフィ「!!!」
この時を待ってた!
私はルフィをかばったエースをかばい、二人の間に入った
A「ガフッ……!」
腹の中心をマグマが突き抜けている
エース「A…!!」
ルフィ「A……」
赤犬「……A」
海賊「Aがやられた〜〜!!!」
海賊「赤犬を止めろ!!」
親父……頼んだよ
白ひげ「てめえら!!命令だ!!Aをおいて撤退しろ!!」
イゾウ「オヤジ!Aが……」
白ひげ「ああ、もう、死ぬな。死ぬ前に俺達が逃げればAは安心できる!Aためにも撤退だ!!」
マルコ「……わかったよい!」
赤犬「……A」
海賊たちはもちろん、大将や、センゴクさん、ガープさんも私を見て固まっている
白ひげ海賊団の皆は親父の声掛けで動き出した
エース「A!」
倒れる私をエースとルフィが抱き締めた
ルフィ「お前は俺の仲間だろ!勝手に死ぬなよ!A!!」
A「ごめんね。皆のことは任せたよ」
エース「A……怪我するなって言っただろ!死ぬなんてもっての他だ!!」
A「ごめん。お兄ちゃんたちにも謝っといて、勝手に死んでごめんって」
ルフィ「医者は!?」
A「ルフィ……自分の命の長さくらいわかるよ。医者じゃもう遅い」
ルフィ「……っ」
A「エース。前にも言ったけどエースはエースなんだから。親に縛られず、自由に生きて。エースは生まれてきても良かったんだよ」
エース「……A」
A「最後に本当にごめんね。皆大好きだよ」
もう目も開かなくなってきた
最後に私に聞こえた音はエースとルフィの叫び声だった
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しらたま(プロフ) - シンヤさん» コメントありがとうございます! (2月12日 21時) (レス) @page16 id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (7月15日 2時) (レス) @page8 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しらたま | 作成日時:2023年2月5日 18時