ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】3 (ページ19)

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私がクマによって飛ばされたのは白ひげ海賊団の船だった

よく動くものに狙い定められたね

勢いを殺して船の甲板に降りた

モブ「誰だ！」

モブ「敵か？」

モブ「海軍本部に行く前だっていうのに！！」

モブ「誰か！隊長たち呼んでこい！！」

なんかすごい殺気向けられてんだけど……

デジャブかな？

マルコ「何の騒ぎだよい」

イゾウ「船もないのに敵襲？」

ビスタ「戦争前の準備体操にでもするか？」

『久しぶり！お兄ちゃん！』

マルコ「A！！」

イゾウ「A！！」

ビスタ「Aじゃねぇか！」

モブ「A？」

マルコ「宴の度に話に出てるだろうよい！俺たちには可愛い妹がいるって！」

ビスタ「それがこいつだ」

モブ「初めて見ました……すみません」

『いえいえ。私も急に来てすみません』

イゾウ「Aが謝ることねぇ。ここはお前の家だしな」

マルコ「それより、新入りはいいとして、お前らも気づかなかったのかよい」

モブ「そいつが騒ぐんで敵かと……ごめん！Aちゃん！！」

『謝らないで！』

マルコ「それで、A。戻ってきた理由はエースかよい」

『そうだよ』

イゾウ「お嬢には危なくないか？」

『私、イゾウたちより強い自信あるよ』

マルコ「それはそうだが、心配なんだよい」

ビスタ「Aは無理するからな」

……今回ばかりは死ぬつもりでいくからなにも言えない

マルコ「まあ俺のわがままな妹は何を言っても聞かねえだろうから、連れてくよい」

『ありがとう！』

イゾウ「お前のじゃねぇ！」

ビスタ「お前のじゃない！！」

『親父にただいまって言ってくる！』

マルコ「ああ。親父も待ってたよい」

コンコン

白ひげ「Aか、入ってこい」

気配でわかったっぽい

さすが親父

『ただいま！親父！！』

白ひげ「やっと顔見せにきたか、A」

『ごめんね。全然戻ってこなくて』

白ひげ「いい、お前が元気そうでよかった」

『ありがとう』

『それでね、エース救出について話したいことがあるの』

白ひげ「ああ、話せ。聞くだけ聞いてやる」

それから私は親父に

今回の戦争で私が何をしようとしているのか

私が死んだら私に構わず、生きている全員を連れて海軍本部を離れて欲しいこと

私はまた生き返ること

を伝えた