ただのチート少女が転生やらトリップやらする話【ONE PIECE】4 (ページ3)

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部屋を出ようとする俺達の裾をAが引っ張った

A「や……」

マルコ「なんだよい？」

A「帰っちゃやだ……１人は寂しい……明日の朝起きるまでここにいて？」

イゾウ「それがAの頼みならここにいる」

マルコ「俺もそうするよい」

A「ありがとう、お兄ちゃん」

Aは安心したように微笑んだ

マルコ「……っ」

可愛い……

熱のせいで頬が赤いせいで、いつもより弱々しく見えて

なんかいい……

イゾウ「Aは何をして欲しいんだ？」

A「手握って、頭撫でてほしい」

イゾウ「お安いご用だ」

イゾウはAの頭を撫でた

なら、俺はAの手を握ろう

マルコ「どうだよい？寝れそうか？」

A「うん、おやすみ」

そして、数分後Aは眠りについた

イゾウ「マルコ……うちの妹可愛すぎるよな？」

マルコ「ああ。何度、可愛すぎて心臓が爆発しそうになったか……」

イゾウ「寝てても可愛いな」

マルコ「いつも強いだけあって、こんなに弱ってるとギャップにやられるよい」

イゾウ「そうだな」

マルコ「安心した顔で寝やがって、俺達もお前を狙う男の１人だよい」

イゾウ「お嬢はそれをわかってくれているのか？」

マルコ「わかってはいるんだろうよい。でも、どうしても今はそういう気分ではないらしい。エースを助けた時にも思ったがAにはまだ俺達に話してない秘密がある」

イゾウ「それを話して俺達との関係が壊れるのが怖いんだろう」

マルコ「俺たちは簡単にAを嫌わないのにな」

イゾウ「ああ。いつでも、どこでもAの味方だ」

俺達はAを眺めながら一晩過ごした