・ ページ8
ムル「賢者様！にゃ〜〜！」
A「にゃ〜？」
シャイロック「うっ……」
シャイロックがうずくまって呻いた
A「シャイロック！大丈夫ですか？厄災の傷ですか！？」
シャイロック「大丈夫です。ご心配なさらず」
A「でも、」
シャイロック「恋故の禁断症状というやつです」
A「シャイロックが恋？」
シャイロック「あら、言ってませんでした？私はAが好きですよ。私のものになってもらえますか？」
A「すみません」
シャイロック「わかってましたよ。でも、諦めてはいませんので、そのつもりで」
A「え？」
そのつもりってなに？
ムル「シャイロックにも、俺が月に胸を焦がす気持ちがわかった？」
シャイロック「まぁ、少しは。ムル、月はもうでていますよ。見に行かなくてもいいのですか？」
シャイロックは絡んでくる猫を追い払うように言う
ムル「えー今日は賢者様を目に焼き付けとかないと！！」
カイン「ムルもこっち側なのか？参ったな。敵はここにいる全員か……」
アーサー「賢者様は人気ですね。ますます手に入れたくなります！」
カイン「アーサー相手でも負けないぞ」
アーサー「手加減せずにかかってこい」
カイン「そのつもりです」
ミスラ「賢者様、今日俺を寝かしつけてください」
A「いいです……」
フィガロ「ダメ！！」
スノウ「賢者ちゃん！ミスラちゃんもちゃんと男じゃよ！！」
A「…はい」
ホワイト「そんな格好で一緒に寝たら襲われるに決まっておるじゃろ！！」
A「いつもはそんなことない……」
スノウ「いつもはいつも！今は今じゃ！！」
A「えー。襲うんですか？ミスラ？」
ミスラ「…………襲いませんよ」
フィガロ「長い間があったね！！はい、ダウト！」
ルチル「ミスラさん、賢者様に手を出してら怒りますよ！！」
結局その日は私は一人で寝て、魔法使いたちは誰かが私の部屋に訪れないように食堂で寝ることになった
翌日、猫耳はなくなり、もとに戻ったが、それからというもの北や西、ファウストが私に魔法を使おうとしていた
でも、それから一度も猫耳がはえてくることはなかった
ファウストが残した映像は魔法使いの間で超貴重映像となり、魔法使い全員のアミュレットになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るんる - とても面白くて素敵な話です。リクエストで賢者が小さくなって皆んなにお世話される話が見たいです (5月8日 2時) (
レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 初めまして、本編から番外編までとても面白くて最高です!毎日、飽きませんです!これからも頑張って下さい、いつも更新を楽しみです!🌸 (5月5日 6時) (レス) id: 46434c0a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - あっ、間違えた!魔法宿じゃなく魔法舎でした! (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - またリクエストをお願いしてもいいですか?賢者と平和な魔法宿の日常の話を見てみたいです!やっぱりまほやくの曲が大好きです♪ (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - いいですよ、完璧です!素敵なリクエストをありがとうございます、ドキドキしながら読みました! (4月29日 21時) (レス) @page29 id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しらたま | 作成日時：2024年2月13日 20時
