魔法使いの花見 ページ21
ある日、部屋で任務の報告書を書いているとノックの音が部屋に響いた
クロエ「賢者様！ちょっといい？」
A「今出ます！」
扉を開けるとそこにはクロエとヒースクリフがいた
ヒースクリフ「庭でお花見をしませんか？」
A「お花見？」
花は咲いているけど、花壇の花しか咲いてないし、お花見をする季節でもないと思うんだけど……
A「花壇の花が綺麗に咲いたんですか？」
ヒースクリフ「えーと、そんな感じです」
曖昧な返事がかえってきた
クロエ「お花見の前に俺の作った服を着てくれない？」
A「また、新作できたんですか！ぜひ着たいです！」
クロエ「じゃあいくね」
クロエ「《スイスピシーボ・ヴォイティンゴーク》」
クロエの魔法によって一瞬で着替えが終わった
クロエ「賢者様、可愛い！」
A「ありがとうございます」
可愛いのはクロエの服のおかげだと思う
クロエの作ってくれた服はシンプルで動きやすい服装だったが、私の世界の桜のようなピンクの花びらがあちらこちらに散らばっていて、桜になったような気分になった
この世界にも桜があるのかな？
まだ見たことないけど、春になったら見れるかな？
ヒースクリフ「お綺麗です、賢者様。ヘアセットは俺がやりますね」
A「ありがとうございます」
ヒースクリフは器用に私の髪を編み込んで、まとめていった
垂れていた髪がまとまったことで、さらにクロエの服が映える
クロエ「じゃあ行こっか！賢者様」
A「どこでお花見をするんですか？」
魔法舎にお花見スポットはないので、どこかの絶景スポットに行くのだろう
ヒースクリフ「魔法舎の庭ですよ」
A「え？」
私の知らない間に新しく花を植えたのだろうか？
ヒースクリフ「あ、大事なものを忘れていました」
そう言って桜型の髪留めをつけてくれた
そうして、私たちは庭に向かった
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るんる - とても面白くて素敵な話です。リクエストで賢者が小さくなって皆んなにお世話される話が見たいです (5月8日 2時) (
レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 初めまして、本編から番外編までとても面白くて最高です!毎日、飽きませんです!これからも頑張って下さい、いつも更新を楽しみです!🌸 (5月5日 6時) (レス) id: 46434c0a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - あっ、間違えた!魔法宿じゃなく魔法舎でした! (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - またリクエストをお願いしてもいいですか?賢者と平和な魔法宿の日常の話を見てみたいです!やっぱりまほやくの曲が大好きです♪ (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - いいですよ、完璧です!素敵なリクエストをありがとうございます、ドキドキしながら読みました! (4月29日 21時) (レス) @page29 id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2024年2月13日 20時
