賢者の大怪我 南 ページ18
今日は南の国で任務がある
毒の棘がついたバラが咲いたのでその撤去の依頼だ
ミチル「バラなら、綺麗なんでしょか？」
A「そうかもね！」
フィガロ「そうとも限らないよ。真っ黒かも」
レノックス「フィガロ様……」
空気を読みなさい、フィガロ
ルチル「黒いバラでも綺麗ですよね」
ミチル「そうですよね！兄さま！」
ルチル、好き
フィガロ「冗談だよ！冗談！まぁその話は置いといてそろそろ俺の箒に乗ってくれてもいいんじゃない？A」
A「えー」
誰が私を箒に乗せるのか決着がつかなかったので順番に乗っていくことになった
今はミチル、ルチル、レノックスの順で乗っている
後はフィガロだけだ
フィガロ「えーってフィガロ先生悲しい……」
A「拗ねないでくださいよ。はい」
私はレノックスの腰に抱きついていた手をはなし、フィガロに手を伸ばした
フィガロ「何それ……可愛すぎるでしょ。ちょっと待って、今石に保存する…」
A「そんなことするならやめときます」
フィガロ「ごめん！ごめん！ほら、おいで」
そうしてフィガロのもとへと移り、そのまま任務先についた
地元の人に聞きながらバラのあるところに向かうとそこには赤いバラ畑が広がっていた
ミチル「とても綺麗ですよ！！賢者様！兄さま！」
A「そうですね」
ルチル「赤いバラ……綺麗……」
A「でも、毒があるんですよね……」
レノックス「不思議ですね」
A「何がですか？」
レノックス「こんな分かりやすく、邪魔なところに急にこんなにバラが現れますかね？」
フィガロ「んー魔法使いの仕業かな？」
フィガロがそういった瞬間、突風が吹いてバラ畑の真ん中に人が立っていた
A「え？あの、そこ危ないですよ！そのバラの棘に毒が……！」
レノックス「賢者様、下がってください」
レノックスに後ろに引かれて4人が私を守るように前に立った
フィガロ「君がこの事件の犯人だね」
？「さすが俺の賢者様。俺の心配をしてくれるなんてお優しい。そんなあなたに……この1000本のバラを」
フィガロの発言をスルーして私に話しかけてきた
A「え？」
フィガロ「ちょっと無視しないでくれる？てか、君の賢者様じゃないから」
？「賢者の魔法使いたちがくるのはわかってたけど、めんどくさいな」
？「やっと愛しい賢者が俺を訪ねてきたのに……」
そう言って私側からバラのツルが伸びた
つまり彼らの背後から攻撃をした
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るんる - とても面白くて素敵な話です。リクエストで賢者が小さくなって皆んなにお世話される話が見たいです (5月8日 2時) (
レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 初めまして、本編から番外編までとても面白くて最高です!毎日、飽きませんです!これからも頑張って下さい、いつも更新を楽しみです!🌸 (5月5日 6時) (レス) id: 46434c0a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - あっ、間違えた!魔法宿じゃなく魔法舎でした! (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - またリクエストをお願いしてもいいですか?賢者と平和な魔法宿の日常の話を見てみたいです!やっぱりまほやくの曲が大好きです♪ (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - いいですよ、完璧です!素敵なリクエストをありがとうございます、ドキドキしながら読みました! (4月29日 21時) (レス) @page29 id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2024年2月13日 20時
