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キッチンに向かって昨日作ったお菓子を持ち、食堂のテーブルに運んだ
運んでいる間にゾロゾロと魔法使いたちが集まってくる
リケ「お菓子がいっぱい！」
ミチル「パーティーですか？」
スノウ「オズよ」
オズ「なんだ」
スノウ「ミスラたちを呼んでくれ」
オズ「なぜだ？」
ホワイト「賢者ちゃんが望んでいるからじゃ」
オズ「わかった」
オズが、来ていない他の魔法使いも呼んでくれるらしい
とてもありがたい
ミスラ用のチョコからつくった消し炭も用意しておこう
A「皆集まってくれてありがとう。今日は私の世界にあるイベントでバレンタインっていう日なの」
スノウ「そういえば前の賢者も言っておったのう」
ホワイト「女が好きな男にチョコを渡す日だとか」
スノウ「まぁ前の賢者は一個も貰えなかったと嘆いておったな」
笑いながら話すことじゃないよ
可哀想だよ、前の賢者様
A「それは本命チョコってやつですね。他にも義理チョコ。友チョコなどいろいろありますね」
フィガロ「へぇ〜それで賢者様のチョコは誰に対しての何チョコ？俺は本命チョコだと嬉しいんだけど」
フィガロが私の前に来て顔を覗き込んできた
A「皆さんはもちろん本命……です」
フィガロ「え？」
オーエン「は？」
ルチル「賢者様、私もです」
アーサー「賢者様と両思いだなんて、嬉しいです！」
シャイロック「あら、21人に告白するなんて賢者様もすみに置けませんね」
A「え！？違いますよ！」
ミスラ「違うんですか？」
A「違いませんけど……」
ラスティカ「ふふ。聞いたかい？クロエ。やっぱり賢者様が僕の花嫁だ」
クロエ「ラスティカだけのじゃないからね！」
各々、様々な反応をしている
嘘をつくのは嫌だったから素直に答えたんだけど……ダメだったらしい
スノウ「賢者ちゃんは可愛いのう！」
ホワイト「さすが我らの賢者ちゃんじゃ！」
スノウとホワイトが抱きついてきて、頭を撫でている
ブラッドリー「賢者、いうじゃねえか。この俺様相手に21股なんて」
ネロ「ブラッド……」
A「すみません！」
ブラッドリー「まぁ、お前を手に入れるためなら我慢してやらんこともない」
そう言って頬に手を添えてくる
A「だから！本命は本命でも信頼って意味です！！」
ファウスト「そっちか」
レノックス「安心しました」
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るんる - とても面白くて素敵な話です。リクエストで賢者が小さくなって皆んなにお世話される話が見たいです (5月8日 2時) (
レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 初めまして、本編から番外編までとても面白くて最高です!毎日、飽きませんです!これからも頑張って下さい、いつも更新を楽しみです!🌸 (5月5日 6時) (レス) id: 46434c0a5b (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - あっ、間違えた!魔法宿じゃなく魔法舎でした! (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - またリクエストをお願いしてもいいですか?賢者と平和な魔法宿の日常の話を見てみたいです!やっぱりまほやくの曲が大好きです♪ (4月29日 22時) (レス) id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - いいですよ、完璧です!素敵なリクエストをありがとうございます、ドキドキしながら読みました! (4月29日 21時) (レス) @page29 id: 5d1f088695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2024年2月13日 20時
