ただのチート少女が転生やらトリップやらする話2【呪術廻戦】

97 ページ47

任務が終わって補助監督さんの迎えをまっていると何かが飛んできた

あれは……花御の種子？

恵を差したやつに似てるけどなにか違う

その種子は私の肩に止まり、こう告げた

種子「マヒトカラ、デンゴンダ」

伝言だって言って終わったんだけど……

まぁメカ丸の本体の人の件だろうな

今日一年生もいないし


私は無下限の発散で目的地まで向かった



目的地についた私はなんなく帳を抜けた

呪力操作で呪力なし状態になれるから私を閉じ込める結界じゃなければ通り抜けることは容易い

走って真人たちが戦っている場所に向かうと巨体なメカ丸から鳥の姿の真人に何かが打たれた

あれは……簡易領域か！

あの攻撃だけは真人にもきく

真人「意味ないって、今までなに見てきたの？」

翼を羽ばたかせながら真人は言った

余裕こいてると痛い目見るよ

その時真人の左腕が破裂した

そしてメカ丸が蹴りで追い討ちをかけようとする

私は真人の元に行った

A「換骨奪胎」

メカ丸の足は不自然な止まり方をした

メカ丸「はぁ！？」

そりゃあ驚くよね

真人「A！」

小脇に抱えている真人が笑顔でこちらを向いた

メカ丸「お前は特級の！」

A「そうだよ。交流会依頼だね」

私は呑気に手を振った

羂索「おや、君はこちら側の人間なのかな？」

A「あら、初めまして。羂索さんでしたっけ。意外とイケメンですね」

羂索「嬉しいことを言ってくれるね」

A「でも、私あなたの敵なんで」

羂索「手に持ってる真人はどうなんだい？君は今真人を助けただろう」

A「真人は私の下僕ですから。勝手に死なれたら困ります。なので回収しました」

真人「下僕……いい響き！」

この呪霊はなにを感動してるんだろう

というかメカ丸が思考放棄してる気がする

まぁ考えてもこの状況はわからないよね……

羂索「真人を手懐けた？」

A「はい」

羂索「真人はスパイだったってことか」

A「そうですよ。今あなたの近くにいる特級呪霊もいつかは私の糧にさせてもらいますので。今は真人しかいませんが楽しみにしていてください」

羂索「それは怖いね。では、君への対策をとらないとね」

十分煽ったはずなのに彼の薄ら笑いは取れなかった

なにか考えがあるんだろうな

98→←96

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す