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私は今五条家にいる
五条先生が当主だからといって婚約者が家の人に挨拶しないわけにはいけないのだろう
五条「ごめんね。ジジイたちがどこの馬の骨だとか言ってきて会わせるしかなくて」
A「五条先生のせいじゃないですよね。私も婚約して守ってもらってる以上家に挨拶はしないとだと思っていましたし」
五条「好き……」
うん……触れないでおこう……
五条「無視!ひどーい!」
A「はぁー」
五条「Aも僕への扱い適当になったよね」
A「そうですか?」
五条「そうだよ。まぁいいや。挨拶の間は悟って呼んでね」
A「え、」
まぁそうなるか
一応婚約者だし……
A「わかりました。悟」
五条「あーたちそう」
A「……最低」
五条「そんな目しないで!」
さすがに軽蔑したよ
五条「ほら!早くいこ!」
……マイペースすぎる
まぁ御三家で甘やかされて育ったらそうなるか
夏油先生のおかげで真っ直ぐ育ったほうだろう
私と五条先生は手をつないで五条家の門を通った
目の前には髭をはやしたおじいちゃんがいる
五条先生と顔はあまりにていない
五条先生のこの美貌は遺伝というより天がくだした才能なんだろう
おじいちゃん「悟坊っちゃんようこそお越しくださいました。そこの女、悟坊っちゃんから離れよ」
A「え?」
それって私?
いや、でも五条先生が強く手を握ってるから離れないんだよな
五条「あ゛?うるさい」
おじいちゃん「すみません。ですぎた真似を……」
おじいちゃんの目は私をうざいものとして見ているが五条先生に言われたからか表面上で謝罪をしてきた
A「いえ、私も突然訪れてしまって申し訳ありません。悟にはいつもお世話になっています」
悟と呼んだからか五条先生は嬉しそうな顔をした
おじいちゃん「!A様、悟坊っちゃんをよろしくお願いします」
五条先生のその表情を見たおじいちゃんは態度を改めて婚約に賛同した
この家では五条先生が絶対なんだ……
五条「じゃあ婚約認めてくれたってことでAと僕の写真とって!他の人にはそれで知らせといて!」
おじいちゃん「わかりました」
その返事を聞くと五条先生は私と繋いでいた手を離して腰にその手をまわしてきた
A「あの、悟?」
五条「恥ずかしいの?いいじゃん別に。こいつらに見せつけてやろう」
そういうことじゃないのに……
結局、五条先生の思い通りにことが進み、私たちは五条家を去った
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しらたま(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます!虎杖めっちゃモテそうですよね! (9月16日 21時) (レス) @page41 id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 虎杖これ絶対学校でモテてたでしょ……更新ありがとうございます!本当にハート何回も押せるようにしてほしい…… (9月16日 19時) (レス) @page43 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - まことさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでください! (9月16日 19時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
まこと - はじめまして!更新ありがとうございます!!毎回楽しく読ませていただいています!救済、チート大好物すぎて…ハート一回、星の投票も一回しかできないなんて!連打したいです!これからも楽しみにしております!! (9月10日 21時) (レス) @page37 id: 62a6f91853 (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - もこさんの意見に同感です。灰原や甚爾が生きていたら高専で先生やっていて欲しいですね(^^) (9月9日 21時) (レス) id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しらたま | 作成日時:2023年8月5日 16時