ただのチート少女が転生やらトリップやらする話2【呪術廻戦】

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呼び出してから数十秒後、虎杖君はカフェに来た

順平「はや！」

悠仁「あれ？伏黒もいんじゃん！」

打ち合わせとか全然してないけど大丈夫なのだろうか

釘崎さんはやってしまったという顔をしていた

その理由は虎杖に激変した小沢さんのことを言ってないからである

好きな人に「誰？」と言われるのは誰しも傷つくだろう

もちろん僕も傷つく

Aさんに「誰？」と言われれば僕はその場で、死にたくなるだろう

でも、僕たちの心配は不要だった

悠仁「あれ？小沢じゃん！なにしてんの？」

小沢「……っ」

僕たちはどこから出したかわからない10点の札を上げた

これだからモテる男は……

そこからは虎杖君と小沢さんの二人にしてあげた




その帰り道

恵「ホントにいいのか？せめて連絡先だけでも」

野薔薇「私とは交換したし、まぁ、大丈夫でしょ」

僕は今まで思っていたことをうちあけた

順平「あの、今さらなんですけど……さっき勝算ありって言ってましたけど虎杖君って、Aさんのこと好きじゃないんですか？」

野薔薇「……」

恵「……」

そこからしばらく沈黙が続いた

野薔薇「あ！！！！！あいつもAさんのこと好きじゃん！！」

恵「て言うか、Aさんの方があの人より身長あるし、タイプにもあってる？」

野薔薇「ヤバい、負け戦を優子に強制してしまった」

順平「でも！まだ勝ち目はあるかもしれないし……」

野薔薇「ない！」

恵「ないな」

そんなに断言しなくても……

恵「例えA先輩が虎杖に好意を向けていなくても、虎杖はずっとA先輩を好きでいる」

野薔薇「それに、Aさんセコムのあの先生たちに圧をかけられても諦めてないのよ。私も含め！そんなやつがAさんをやめて元同級生に好意を向けるはずない」

私を含めって強調しすぎじゃない？

野薔薇「まぁ、虎杖が帰ってくるのを待ちましょう……」

恵「ああ、」

順平「そうだね」

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