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A「おかえり。悠二」

悠二「ただいま。A先輩」

A「体どう?」

悠二「ちょっと動かしづらいけど大丈夫」

その場でジャンプしながら言ってきた

A「ならよかった」

悠二「それより宿儺に何かした?」

A「なんで?」

悠二「いや、珍しく上機嫌だから、こんなになる原因はA先輩ぐらいでしょ」

A「宿儺に喜んでもらえてよかったよ」

さっきまで流暢に話していた悠二が急に黙った

下を向いて肩を震わせてる

もう助からないとはいえ人を殺しちゃったからな……

でもこの経験がないと悠二は強くなれない気がした

ごめんね

意地悪な先輩で……

悠二「A先輩…ありがとう」

A「ん?なんで?」

悠二に恨まれそうなことはしたけど感謝されることはしてない

悠二「順平を助けてくれてありがとう」

A「それなら約束したじゃん。絶対助けるって」

悠二「うん……」

A「私は守れることしか約束しないから。私が約束した時はその結果が必ず返ってくると思いな」

悠二「カッコいい……一生ついていきます!」

例え死が身近にあるとしてもこのくらいの希望は与えてもいいだろう

そう思ってしまった

A「あ!順平君たちは高専の寮で過ごしてね」

A「あんまり自由はないけど高専の中で大体揃うからそれで勘弁して」

順平母「何から何までありがとう。Aちゃん」

A「いえ。これが私の仕事ですので」

順平「僕はすぐに虎杖君たちと合流するの?」

A「いいや。そのままじゃ弱いから夏油先生にしごいてもらいます。あの人式神についても教えられるし筋トレとか大好きだから。貧弱な順平君にはぴったりの先生だね」

順平「ぅっ……弱い」

悠二「A先輩って時々グサッてくること言ってくるよな」

A「そう?」

悠二「自覚なしが一番怖い」

七海「速く帰りますよ。私はこれから任務があるんです」

七海さんは余裕そうにまっすぐ立っているけどちょっと片方を庇っている感じがする

A「私がいきますよ。その任務」

七海「だめです」

A「まあまあ。たまには子供としてじゃなくて特級として扱って欲しいな」

そう言って上目遣いをした

七海「あなた、五条さんに似てきましたね」

A「え!それは嫌だ……」

七海「ふふ、冗談ですよ。じゃあおまかせします。夏油さんへの引き継ぎはおまかせください」

A「ありがとうございます!」

七海さんも冗談言えるんだ…

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しらたま(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます!虎杖めっちゃモテそうですよね! (9月16日 21時) (レス) @page41 id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 虎杖これ絶対学校でモテてたでしょ……更新ありがとうございます!本当にハート何回も押せるようにしてほしい…… (9月16日 19時) (レス) @page43 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - まことさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでください! (9月16日 19時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
まこと - はじめまして!更新ありがとうございます!!毎回楽しく読ませていただいています!救済、チート大好物すぎて…ハート一回、星の投票も一回しかできないなんて!連打したいです!これからも楽しみにしております!! (9月10日 21時) (レス) @page37 id: 62a6f91853 (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - もこさんの意見に同感です。灰原や甚爾が生きていたら高専で先生やっていて欲しいですね(^^) (9月9日 21時) (レス) id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらたま | 作成日時:2023年8月5日 16時

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