ただのチート少女が転生やらトリップやらする話2【呪術廻戦】

71 ページ21

Aside

特級の気配を追っていくと空に棘と加茂先輩を背負った桃さんを見つけた

A「桃さん！」

桃「Aちゃん！」

A「今反転術式かけますね！応急処置しかしないんであとは硝子さんに頼んでください！」

桃「わかった！あっちに特級呪霊がいる！」

A「ありがとうございます！」

私は反転術式をかけながら桃さんに教えてもらった方向に向かった



呪霊を見つけると恵と真希がいた

私は呪霊の頭を思いっきり蹴った

A「私の大事な人たちになにしてんだよ！」

花御「また呪術師」

真希は無事だけど恵に種子が刺さってるな……

A「恵呪力を一切使わないで」

恵「なんでですか？」

A「それは呪力を養分にしている。これだけ言えば恵はわかるよね？」

恵「はい」

恵はおとなしくその場でじっとした

真希「Aここは先輩のいいところを恵に見せてやるか」

A「そうしよっか！」

真希と私は顔を見合わせて笑った

私は真希にも自分と同じように無下限をまとわせた

これで真希は天与呪縛×術式のコンボで今まで以上に強くなる

真希「やっぱいいな、これ」

花御「雰囲気が変わった？」

呪霊がその場から離れ、私たちから距離を取った

A「あれ？びびってんの？」

花御「人間ごときに私たちがびびるわけないでしょう」

真希「じゃあなんで後退りなんてしてんだよ」

花御「……」

言い返せないか……弱いな

真人以下だな

A「そっちが来ないなら私たちからいくね」

私と真希はその地を蹴って呪霊を攻撃した

真希は呪具で、私は蹴りや拳で

呪霊は一方的に攻撃されるだけで反撃してこない

いや、反撃できないの方が正しいか……

花御「……っ」

呪霊は空に逃げた

植物で作られた玉のようなものに乗っている

花御「はーあなた方は五条のまえに消しておく必要があるようですね」

そう言って私たちを指差した

A「傲慢にものを言っているけれどおまえの立場は下だよ」

まぁ位置は私たちより上にいるかもしれないけどね

真希「降りてこいよ。意気地無し」

おー真希さん煽りますね

花御「今すぐ殺してやる」

そしてこちらに攻撃を仕掛けてきた

72→←70

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す