ただのチート少女が転生やらトリップやらする話2【呪術廻戦】

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恵side

憲紀「近接戦でここまでやれる式神使いは少ないよ。成長したね。嬉しいよ」

恵「ちょいちょい出してくる仲間意識なんなんですか」

憲紀「シンパシーさ。君はゆくゆく御三家を支える人間になる。私は虎杖悠二を殺すつもりだ」

恵「楽巌寺学長の指示ですか？」

憲紀「いや個人の判断だ。それが御三家、加茂家の人間として正しい判断だと思っている」

憲紀「もちろんAに告白したのも家の利益になると思ったからだ」

は？そんな理由でA先輩に告白したのか？

憲紀「交流会が終わる頃には婚姻届が届くはずだ」

恵「そんなのA先輩は拒否する」

憲紀「君も知っているだろ。御三家がこの呪術界においてどんな力をもっているのか」

この人も御三家側の人間ってことか……

憲紀「そして私の考えは君にも理解できるはずだ。君と私は同類だ」

は？

恵「違います」

急に怖いこと言い出したな

憲紀「違くない」

恵「違います。そういう話は真希さんにしてください」

恵「俺にもう禅院家との繋がりはありませんよ」

恵「それに俺は自分のこと正しいなんて思っていません。いや、すみません。違いますね…俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです」

俺は自分の良心を信じてる

自分の良心に従って人を助ける

それを否定されたら後は……

恵「呪い合うしかないですよね」

調伏前の式神を加茂さんの後ろに召喚した

加茂さんが後ろに気をとられた瞬間違う式神を召喚した

恵「これは呪力食うんで単体でしか使えないんですよ。最近調伏したばかりなんで………満象」

満象の水で広い場所に押し流した

恵「鵺！」

鵺の帯電が加茂さんに当たった

でも鵺は加茂さんの術式によってとらえられた

憲紀「私は負けるわけにはいかないのだ！！」

近接戦！

ﾊﾞﾝ！！！！

！

木？

憲紀「なんだこれは……」

恵「狗巻先輩！？」

棘「に・げ・ろ！」

俺たちは木から逃げた

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