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鳥は二、三回はばたいたあと完全に動かなくなった
どしゃっと崩れるようにして鳥の体は無数の黒い羽に変わっていく
それは雨のように街中に降り注いだ
朝焼けの中で……
その光景は神秘的で幻想的だった
その後私はオズによってバルコニーに戻された
そこにはスノウやホワイトがいた
A「オズありがとうございました」
オズ「大したことではない。賢者もありがとう」
A「どういたしまして」
私と会話したオズはなぜかほっとしたような顔をしていた
私もオズが魔法を使えてほっとした
A「お疲れ様です。スノウ、ホワイト」
スノウ「よくやったな！賢者よ」
ホワイト「ほら、褒めてやる。こっちへこい」
A「はい」
スノウたちの前に行くと二人は私の頭を撫でてくれた
スノウ「さすが我らの賢者ちゃんじゃ」
ホワイト「我らは鼻が高いぞ」
A「いや、でもほとんどはオズや皆がしてくれたので……」
スノウ「賢者もよくやった」
ホワイト「そうじゃ。もっと自信をもて！」
A「ふふ、わかりました」
自信はもてたけど、オズと落下中に思った
本当の賢者様より自分を選んで欲しいっていうのは自制しないとな
なぜならそれは望んではいけないことだから……
A「そういえば他の魔法使いたちはどこにいるんですか？」
スノウ「皆は都で羽の後処理じゃ」
ホワイト「この光景も幻想的でいいと思うが羽が害をもっているからのう」
そうなんだ
A「じゃあ私が魔法で片付けましょうか？」
スノウ「ダメじゃ！」
ホワイト「Aは働き過ぎじゃ！！」
A「冗談ですよ」
スノウ「ならよい！」
本当はやりたかったけど……
ホワイト「魔法舎に帰るかのう」
A「そうですね」
オズはアーサーに呼ばれてどこかへ行ってしまったので私たちは3人で帰ることにした
スノウ「オズもそなたを心配しておったぞ」
ホワイト「嫌われてないか心配しておったな」
A「なんで嫌うなんてこと？」
スノウ「お主が止めたのを聞かずに飛び降りたじゃろう」
そんなことか……
A「そんなことじゃ嫌いませんよ」
スノウ「そのセリフを後でオズにも言ってやってくれ」
A「わかりました」
ホワイト「まぁ、さっき賢者が普通にオズと喋っておったときに安心はしてるじゃろうが」
だからさっきほっとしてたのか……
可愛いとこあるな、最強なのに
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (8月14日 23時) (
レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - Ricoさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 佐倉紗南さん» 更新しました！ぜひお読みください！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - 最近、この作品を読みました。続きが気になるので、更新お待ちしています。 (8月14日 21時) (レス) @page49 id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - はい!更新楽しみに待ってます! (8月14日 10時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2023年6月17日 21時
