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ミチル「ボクが強い魔法使いになったら絶対にお前を倒してやる」
ブラッドリーが一瞬目を見開いた
ブラッドリー「あはは！そりゃあいいや！」
ミチル「なにがおかしいんですか！？」
ブラッドリー「ムカつくやつをぶっとばしたいって言うのは俺にも分かりやすい理屈だ。皆で仲良くよりよっぽどいい」
ブラッドリー「おい、南のガキ。お前は案外北の暮らしが性に合うかもしれないぜ」
ミチル「誰が北なんかに！お前らみたいな悪い奴らと一緒にするな！」
フィガロ「ミチルどうしたんだ？」
ミチル「フィガロ先生。北の魔法使いが常識のないひどいことばかり言うんです！」
フィガロ「よしよし。北の魔法使いたちはひどい奴らだねーフィガロ先生が守ってあげるからね」
ブラッドリー「フィガロのやろう。この二枚舌め」
レノックス「さあ、腹ごなしもしたしもう一働きしよう。行くぞ」
ブラッドリー「引っ張るな！いいか！？俺を仕切るんじゃねぇ！次になにをするのか決めるのは俺……」
レノックス「わかった。じゃあ君が仕切っていい。まずはごちそうさまして」
ブラッドリー「ごちそうさま…おい！てめぇ！なめてんのか！」
フィガロ「やれやれ騒がしいね。ミチルもう大丈夫だよ」
ミチル「フィガロ先生」
フィガロ「なに？」
ミチル「ボク強くなりたいです。ボクにも強い魔法を教えてください」
ミチル「ボクが強かったら、ブラッドリーさんだって言うことを聞いてくれたはずなんです！」
ミチル「だから強くなりたいですフィガロ先生。どうして強い魔法を教えてくれないんですか？ボクには魔法の素質がありませんか？」
フィガロ「そんなことはないよ。ミチルはまだ小さいんだから焦らなくていいんだ」
ミチル「でも……」
フィガロ「それに賢者様は弱くても北の魔法使いを従えているよ」
ミチル「それは賢者様がすごいから」
フィガロ「あの子はそんなに特別ではないよ。年齢もミチルとそんなに変わらないし、特別な立場を持っているわけでもない」
フィガロ「ただあの子は人と接するのが上手いだけ。ミチルも今度はブラッドリーに届く言葉を考えよう。大きな力なんて関係ないよ」
ミチル「はい…」
フィガロ「ほらルチルが向こうにいるよ。手伝ってきてあげなさい」
ミチル「分かりました。いってきます」
フィガロ「……参ったな。ミチルも気づいていたのか。俺がわざと強い魔法を教えていないこと。ミチル悪いけど、君には一生教えられないんだよ」
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (8月14日 23時) (
レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - Ricoさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 佐倉紗南さん» 更新しました！ぜひお読みください！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - 最近、この作品を読みました。続きが気になるので、更新お待ちしています。 (8月14日 21時) (レス) @page49 id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - はい!更新楽しみに待ってます! (8月14日 10時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2023年6月17日 21時
