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オズと会話を終えたミスラは都に行ってくれる気を示してはいなかった
スノウ「オ、オズよ」
ホワイト「算段があって説得しておったのではないのか？」
オズ「……」
オズが気まずそうに黙った
スノウ「なんということじゃ。ミスラの機嫌を損ねただけではないか」
ホワイト「オズにフィガロの爪の先の分でも口達者なところがあれば……」
まぁその口下手なところがオズのいいところでもあるけどね
オズ「…もういい」
オズがどこかに歩き出した
A「どこに行くんですか？」
オズ「夜が来るまでに終わらせる」
ミスラ「オズ。俺からも聞いていいですか？」
オズ「……なんだ」
ミスラ「なぜ奉仕するようになったんです？あなたは情のない絶対者でした。中央の都なんてどうでもいいでしょう」
ミスラ「ここ十数年あなたはおかしいですよ。第一、中央の魔法使いとして召喚されたこともおかしいんです」
ミスラ「あなたは生粋の北の魔法使いだ。中央の国に、何の縁もないでしょう」
オズ「……理由などない。私は私の好きに生きるだけだ」
アーサーのために自分で運命変えたくせによくいうね
ミスラ「あぁ、そうですか」
オズ「お前も最近賢者の言うことはよく聞くが何かあったのか？前の賢者の言うことは聞いてなかっただろ」
ミスラ「あなたには関係ないでしょ。まぁ、強いていうなら賢者様がAだからですよ」
返答になってない気がする
オズ「そうか」
返答になったんだ……
オズが身を翻していく
ミスラが退屈そうに目を閉じる
私はミスラに告げた
A「オズには大事なものができたんだと思います」
ミスラ「大事なもの？」
A「ミスラにはありませんか？大事なもの、守りたいもの……そのために力を貸してもらえませんか？」
ミスラ「俺が大事なのも、守りたいのもあなただけですよ」
嬉しいんだけど今はルチルとミチルのことを思い出して欲しいんだけどな
A「ありがとうございます」
ミスラ「いえ」
A「では関係ないかもしれませんがお話しますね。この前ミスラが私のようにミスラ相手に物怖じしない魔女がいたと言っていましたね」
ミスラ「はい、チレッタのことですね」
A「そうです。ルチルとミチルはチレッタの子供ってことはご存知ですか？」
ミスラ「二人がチレッタの子供……」
A「はい。これはルチルから聞いたので本当のことですよ」
ミスラが急に起き上がった
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (8月14日 23時) (
レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - Ricoさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 佐倉紗南さん» 更新しました！ぜひお読みください！ (8月14日 22時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - 最近、この作品を読みました。続きが気になるので、更新お待ちしています。 (8月14日 21時) (レス) @page49 id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - はい!更新楽しみに待ってます! (8月14日 10時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2023年6月17日 21時
