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夜を迎えた

寝ようと思いベッドにむかうとノックの音が聞こえた

ヒース「賢者様ちょっといいですか?」

そう言えば今日の夜だっけ?魔法舎が燃やされるの

A「すみません寝間着に着替えてしまったので支度してもいいですか?」

ヒース「あ、失礼しました!お待ちします」

寒いと思ったがショールのせいでブラッドリーに飛ばれても困るのでそのまま出ることにした

A「お待たせしました」

ヒース「賢者様。ムルが魔法舎の周りにいた変なやつを捕まえたんです」

クックロビンさんのことだろう

私はヒースクリフと一緒に食堂へ向かった



クックロビン「待ってください。殺さないで」

ムル「魔法舎の入り口を探してうろうろしてた!」

カイン「入り口は魔法で隠してある。正式な訪問がある場合は通達されるはずだ」

シャイロック「なんの目的で魔法舎を探っていたんです?一体どこの組織の人間ですか?」

A「待ってください。この人ひげのおじさんの横にいた書記官のクックロビンさんです」

クックロビン「そう!そうです!!」

シャイロック「言われてみれば……」

カイン「あったことあるような気がするな」

忘れてたんだ……

ムル「興味ないことすぐ忘れちゃうから」

ですよね

ヒース「それで書記官が何をしに来たんだ」

ヒース怖いよ

懐いてるときは可愛いのに……こういうときはすごく怖い

クックロビン「あの……散歩って言うか」

シャイロック「魔法使いに嘘が通じると思わない方がいいですよ」

クックロビン「すみません、ドラモンド様に賢者様を外に誘き出すように言われました」

クックロビンさんがそう言うとヒースクリフとカインが私とクックロビンさんの間に入った

二人とも見えないんだけど

クックロビン「賢者様さえいれば後は軍隊で武力制圧して命令を聞かせればいいって」

カイン「なんだと!?」

クックロビン「俺が言ったわけじゃないです!そう命令されたんです」

クックロビン「俺だって魔法舎なんて近づきたくなかったです。魔法使いに殺されるかも知れないのに」

クックロビン「それに<大いなる厄災>と戦ってくれたあなたたちに本当はこんなことしたくないです」

クックロビン「でも大臣の気持ちもわかります。魔法使いは強い力を持っているのに制御できないから」

ヒース「どうして、俺たちが制御されなきゃいけない」

ヒースクリフが悲しそうな声で言った

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しらたま(プロフ) - 空乃さん» コメントありがとうございます!自分でも文才のない作品だと思ってますがそう言ってもらえて嬉しいです!! (2月4日 16時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
空乃(プロフ) - コメント失礼します!まほやくにどハマりしてる私にとって最高の作品です!夢中で一気読みしてしまいました! (2月4日 15時) (レス) id: 986b240cdf (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 優愛さん» コメントありがとうございます!年齢設定はお酒飲めなくて大人っぽい年齢がいいなと思って作りました。面白いと言って頂いてとても嬉しいです!今週中に続き更新しますね (6月9日 7時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)
優愛 - とても面白いです!正直夢主の年齢は20代の方がいいなと思いましたが、面白くてあっという間に読み切りました。続きを楽しみにしていますね! (6月8日 20時) (レス) id: ec33558521 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - コメントありがとうございます!ドキドキした報告嬉しいです!更新頑張りますね (5月22日 18時) (レス) id: 6b12ab85f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらたま | 作成日時:2023年5月1日 6時

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