✧︎*。ろっこ。✧︎*。 ページ8
私はしばらく寝た後、お昼を食べに教室に戻った。
でもやっぱり私が教室でご飯を食べることは出来なくて、弁当を持ってうろうろしていると、杏が屋上に行くのを見つけた。
「あ、杏〜！！」
そう呼びかけるが、杏は気づかないまま行ってしまった。
仕方なく私もあとを追いかけて屋上に入ろうとすると、杏以外の話し声が聞こえてきた。
他にも人がいるのだろう。
今朝の東雲くんのことを思い出して少し妬いてしまう。
少し覗いてみようとドアを開けると、大きな音がなって、視線が私に集まってしまう。
杏「あ、A！？」
司「何ｯ！？」
えむ「…！本人！？Aちゃん、こんにちわんだほーい！！！！」
司くんと杏以外にも、私の知らない人が3人いる。なんで私の名前を知ってるんだろ……。
やっぱり人がいっぱいで少し怖かったので、つい杏と司くんの後ろに隠れてしまった。
えむ「Aちゃんも来た事だし、自己紹介しよつよ！わたし、鳳えむ！！よろしくねAちゃん！」
寧々「ちょっと、えむ……。私は草薙寧々…よろしく。」
類「神代類だよ。」
なにやら勝手に話が進んでいる。これは私も自己紹介せざるを得ないだろう。
杏「A、大丈夫？話せない？？」
司「A…？」
俯いて何も話さない私を見かねて2人が心配してくれている。呼吸を落ち着かせるために深呼吸して……、、よし、大丈夫。
『……雨宮、、A、です。あん、まり人と上手く話せないん、ですけど。よろしくお願いします。』
えむ「！！うんっ！よろしくねっ♪」
ピンク髪の子…鳳さんが抱きついてくる。
「う、ん。よろしくね。鳳さん。」
そう言った所で、司くんが少し焦ったような表情で、
司「その…A！さっきの話なんだが、アレは勘違いで………！！」
と必死に弁解し始めた。
さっきの話？何のことだろう。
何も分からない私は、きょとんとしている。
するとそれを見かねた司くんは、何も聞いてないのかと聞いてくる。
『うん………何も聞いてないよ。』
そう言うと彼は酷く安堵したようで、何故だか分からないけど他の人たちはすこし残念そう。
杏「私がAの話をしてたの。私達、大親友なんだ！ね！！」
…確かに、杏は私の大切な大切な友達だ。
『杏といると落ち着いて話せるんだ。』
これは本当。
杏と二人の時は普通に仲良く話せるのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＃うゆーな. - オリフラの件、気づいてくれてよかったです！更新楽しみにしてますねー！ (2月1日 20時) (
レス) id: eb74aaaf07 (このIDを非表示/違反報告)
＃うゆーな. - オリフラたっちゃってるのではずしといてくださいね！犯罪になっちゃうのでー！！ (2月1日 17時) (レス) id: eb74aaaf07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yuna23567922
作成日時：2023年12月29日 1時
