✧︎*。ごこ。✧︎*。 ページ7
司side
✧︎*。
そう言う雨宮に見せてもらったドラマには、見覚えがあった。
確か、咲希が好きだと言っていた俳優が出演していたドラマのはずで、今舞台化して大ブレイクしている作品だ。
こういう恋愛モノはあまり好まないが、この話はすごく面白い。
原作から読んでいるし、舞台も見に行った程。云わば大ファンだ。
凝った演出や、素晴らしい演技が見られて勉強になったね、と数日前舞台公演を見に行って、ワンダショメンバーで話し合っていた所だ。
「オレもその作品は大好きだぞ！！そのドラマ、実は原作にしかないシーンがあって……」
同じ好きな物をもっている人と出会えて嬉しくなったオレは、雨宮にドラマについて知っていることを話した。
雨宮は基本的に自分から話題を振ることは無くとも、あいずちを打ってオレの話を熱心に聞いてくれていた。
楽しそうに笑う雨宮を見ていると、オレまでも楽しくなってきて、つい話し込んでしまった。
気がつくとチャイムが鳴っていて、ハンカチを返し、雨宮には別れを告げたオレは、足取り軽く来た道を戻っていた。
お昼
「「「雨宮A？？？」」」
類「うーん…悪いけど僕は知らないね。寧々は知ってるかい？」
寧々「分かんない。初めて聞いた。」
えむ「司くんは、そのAちゃんと仲良しになり
たいってこと？」
司「むぅ……そうなのかもしれん……」
類「まぁ、どちらにせよ僕と司くんは同じクラスなんだから、近いうちに会えるだろうね。進級してすぐだし、タイミングが合わなかったんだろう。」
寧々「確かにね。いつか会えるか。」
えむ「早く会えないかな〜！！」
司「嫌、お前は宮女だろ…」
ガチャ
杏「ふぅーーー！！！ってあれ？センパイ達揃ってお昼ですか？」
司「む！！白石か！！！」
寧々「白石さん。こんにちは。」
杏「みんなやっほ〜〜！」
類「ちょうど良かった。白石くんは雨宮Aという人を知っているかい？」
杏「え？？A？？Aがどうかしたんですか？？」
類「司くんの好きな人だよ。」
司「おいまてまてまて！！！！何故そうなる！？！？」
寧々「嫌、名前みんなに聞いてる時点で好きでしょ…」
えむ「ほぇ〜〜！！そうなの！？司くん頑張ってね！！」
司「だぁぁぁっ！！だから違うと…」
？？『………………………………ん？』
✧︎*。
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＃うゆーな. - オリフラの件、気づいてくれてよかったです！更新楽しみにしてますねー！ (2月1日 20時) (
レス) id: eb74aaaf07 (このIDを非表示/違反報告)
＃うゆーな. - オリフラたっちゃってるのではずしといてくださいね！犯罪になっちゃうのでー！！ (2月1日 17時) (レス) id: eb74aaaf07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yuna23567922
作成日時：2023年12月29日 1時
