心臓の鼓動が聞こえる ページ31
「だ 大丈夫だ…あの巨人は並の巨人より強い
あいつが派手に暴れている内は…この建物も
潰されないだろう」
「お前らあの巨人についてどこまで
知っているんだ？」
『…ちょっとライナー！
助かってからでいいだろそんなこと』
「…そうだな…まずは助かってからだ…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「あったぞ！憲兵団管轄の品だ
埃をかぶっていやがるが…」
ドアがバタンと開きジャン達が入ってきた
「弾は本当に散弾でいいのか…？そもそも
この鉄砲は…巨人相手に役立つのか…？」
ジャンがそう言うとアルミンが話し出す
「無いよりはずっとマシだと思う…
補給室を占領してる3〜4m級が8体のままなら
この程度の火力でも8体同時に視力を奪うことは
不可能じゃない。 まず…リフトを使って
中央の天井から大勢の人間を投下
あの8体が『通常種』であればより大勢に
反応するはずだから中央に引き付けられる
次にリフトの上の人間が
7体の巨人それぞれの顔に向けて同時に発砲…
視覚を奪う…そして…次の瞬間にすべてが決まる
天井に隠れてた8人が発砲のタイミングに合わせて
巨人の急所に切りかかる…つまり この作戦では
１回のみの攻撃にすべてを…全員の命を
懸けることになる。8人が8体の巨人を
一撃で同時に仕留めるための作戦なんだ
運動能力的に最も成功率が高そうな8人に
やってもらうけど…全員の命を背負わせてしまって
……その…ごめん…」
アルミンがそう言うとライナーが
問題ないね。と言う
………いや……
『問題大ありだよ！！！！！！！
なんでその8人の中に私がいるの！？！？
私すっごい弱いんだけど！？！？
絶対失敗しちゃうから！！！！！』
本当になんで私が…私は弱いし
みんなの命を背負うなんて…
もし失敗したらと考えるだけでも恐ろしい
「ごめんね…ナナでも君が強いのは事実だから…」
アルミンはそう言う
『ぅぅぅ…味噌っかすの私なんかが…うぅ』
涙が止まらない エレンがいたら
うるせぇ泣くな！と
いつもの様に怒鳴ってくるだろうか
…エレンに会いたい
「ちょっとアンタうるさい…それに
そこそこ素質あるから大丈夫なんじゃない？ナナ」
アニは私の肩を掴みながらそう言った
確か少し前にも同じことをアニに言われた気がする
『アニィィィ！だいすきだよぉぉ』
そう言いながらアニに抱きつこうとすると避けられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みあ - わああ！そうなんですね！台詞とかもたまに似たようなところがあって勝手に女子善逸くんが進撃の巨人の世界にトリップしているように感じてにやにやしちゃいます笑ハンジさんが出てくるのがすっごく楽しみです〜！ (2023年5月8日 1時) (
レス) id: a88ff0ad4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 床さん» コメントありがとうございます。毒舌な夢主ちゃん私もすきなんです！ (2023年5月5日 10時) (レス) id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
床 - ライナーとアルミンのところ笑ってしまった！毒舌な夢主かわいい笑 (2023年5月5日 10時) (レス) id: d93273e880 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - みあさん» 善逸君参考にしてます笑 まだハンジさん出てこなくて申し訳ないです汗 (2023年5月5日 9時) (レス) id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
みあ - 善逸そっくりの性格の夢主が可愛くて可愛くて、！それにわたしハンジさんとサシャが大好きなので目を輝かせながら読ませてもらっています！更新楽しみにしています！ (2023年5月5日 5時) (レス) @page26 id: c78a600acc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆちゃん | 作成日時：2023年4月28日 13時
