絶望の中で鈍く光る ページ21
今私はコニーと一緒に目の焦点が合わず
ボーッとしているアルミンを必死に呼びかけている
「アルミン！目を覚ませ…！！」
「コニー…」
「ケガはねぇのか？オイ！？お前の班は！？」
コニーがそう聞いた途端アルミンの様子が
おかしいことに私は気づいた
「何かお前の体ぬめってるしよぉ…！
こっちにきた時ナナが暴れ回ってたんだよ
あんなナナ初めて見たからビビったぜ…なあ
一体何があったんだよ！？」
『ごめんねアルミン不甲斐ないんだけど
私エレンの片足が食われちゃったところぐらいから
記憶なくて何があったか教えてくれるかな？』
コニーと私がそう問うとアルミンは叫びだした
「うぁぁああああああああ……！！
この……約立たず…！死んじまえ！！！」
「オイ…落ち着けっアルミン！みんなは…」
私は最悪な状況が思い浮かんだ
アルミンと私以外に班のみんながいない
なにがあったんだ なんで思い出せない
「もういいだろコニー！
全滅したんだよコイツら以外は」
「うるせぇな！アルミンはまだ何も言ってねぇだろ！」
「周りを見りゃ分かるよバカ！これ以上そいつに
構ってる時間はねぇんだ！」
「何でアルミンとナナだけ無事なんだよ！？」
「さぁな死体だと思ったんじゃねぇの？
ナナの奴は目の前で仲間を食われ正気を失って
もうとっくに死んでる巨人を殺し続けていた
ってところだろうな。
複数の巨人に遭遇したのは気の毒だが
劣等生のコイツらだけ助かるとは…エレン達も
報われないな…」
ユミルの言葉を聞いた私は涙が止まらなかった
それは横にいたアルミンも同じだった
どうして守れなかったんだ
なんで私はこんなにも弱いんだ
一緒に…お肉食べるって約束…したのに
「なあクソ女二度と喋れないようにしてやろうか？！」
「やめて2人とも！みんな気が動転してるんだよ！
急に友達がたくさん死んでいくんだもん…
仕方ないよ」
ユミルとコニーの言い合いにクリスタが止めに入る
「さすが私のクリスタ！この作戦が終わったら
結婚してくれ」
確かに今のユミルはいつも以上にふざけている
立てるかアルミン？とコニーがアルミンに
手を差し出すがそれを掴もうとはせず
立ち上がったアルミン
「ごめん 迷惑掛けた後衛と合流する」
私達の顔も見ずに素早く
立ち去ってしまったアルミンを急いで追いかける
『待ってアルミン！私も行く！』
「アルミン！ナナ！」
「コニー行くぞ…俺達は前進の命令だ」
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みあ - わああ！そうなんですね！台詞とかもたまに似たようなところがあって勝手に女子善逸くんが進撃の巨人の世界にトリップしているように感じてにやにやしちゃいます笑ハンジさんが出てくるのがすっごく楽しみです〜！ (2023年5月8日 1時) (
レス) id: a88ff0ad4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 床さん» コメントありがとうございます。毒舌な夢主ちゃん私もすきなんです！ (2023年5月5日 10時) (レス) id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
床 - ライナーとアルミンのところ笑ってしまった！毒舌な夢主かわいい笑 (2023年5月5日 10時) (レス) id: d93273e880 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - みあさん» 善逸君参考にしてます笑 まだハンジさん出てこなくて申し訳ないです汗 (2023年5月5日 9時) (レス) id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
みあ - 善逸そっくりの性格の夢主が可愛くて可愛くて、！それにわたしハンジさんとサシャが大好きなので目を輝かせながら読ませてもらっています！更新楽しみにしています！ (2023年5月5日 5時) (レス) @page26 id: c78a600acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちゃん | 作成日時：2023年4月28日 13時
