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私は今旧調査兵団本部に向かっている。
_____遡ること数時間前.______
「今からナナには助手としての最初の仕事だ
旧調査兵団本部に君も着いて来てくれ!」
『私も行っていいんですか!?』
私が泣き止むまで側にいてくれたハンジさんが
急に立ち上がりそんなことを言い出した
旧調査兵団本部の事はあまり知らないが
ハンジさんと一緒ならどこへでも行きたい
「もちろんだよ!きっと君も喜ぶと思うよ」
『私が喜ぶ…?』
あまりよく分からないけど私は迷う暇もなく
" 行きます " と答えた
「分隊長
今から出発するとなると着く頃にはとっくに
日が暮れていますよ…危険です!」
「大丈夫さ!何かあっても私がナナを守るよ」
その言葉に私は顔を抑えしゃがみこむ
もう無理です こんなの命がいくらあっても足りない
かっこよすぎだろ なんなんだよ 好きです
「ナナ!?どうしたの、体調でも悪い?」
『いえ…
ただ 結婚式はいつにしようと考えていただけです』
顔を覗き込んできたハンジさんにそう言うと
彼女は5秒間ぐらい固まり咳払いをした
「元気なら問題ないね!さぁいくよナナ!」
『はい!どこまでもついて行きます!』
深いため息をついたモブリットさんに
お辞儀をしてその場を去った
____そして今に至る.____
出発した頃には明るかった空も今では
すっかり暗くなってしまい可愛いハンジさんの
顔もよく見えない
『ハンジさ〜ん…暗くて怖くなってきました…』
「ん? 大丈夫 もうすぐ着くよ
怖かったらもう少し私の近くに寄ればいい 」
馬同士がぶつかってはいけない為
少し離れて走っていたが 暗くなったこともあり
今はゆっくりと進んでいる
お言葉に甘えてすぐ横に近づくと
持っていた松明でハンジさんの顔がよく見えた
『ハンジさん綺麗ですね』
「…ぇ?」
思わず見惚れていると目の前には
目を大きく開いているハンジさん
「ははっ 綺麗なんて…初めて言われたよ」
『じゃあ私がハンジさんの初めて奪っちゃいましたね!』
「こーら、そんないやらしい言い方しないの!
ナナのえっち!」
『なん…ですか…それ!もう1回お願いします!!』
" 何が!? " と驚いているハンジさん
何なのえっちって!…えっちって!!
もう私は一生えっちです!!
そんな事をしていたらいつの間にか
旧調査兵団本部に着いたみたいだ。
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ゆちゃん - amiさん» そこに注目してくれて嬉しいです (1月28日 15時) (レス) id: 0d44e03177 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん - うたねのどあさん» 更新が遅くなってしまい申し訳ございません。今日からまた話を書き続ける予定なので楽しんでくれると嬉しいです (1月28日 15時) (レス) @page47 id: 0d44e03177 (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても好きです………とてつもなく好きです………ギャグを入れつつ進撃の巨人さを出しつつ本当に好きです!!もう更新はされないのでしょうか………?とても楽しみにお待ちしております!! (11月17日 16時) (レス) @page46 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
ami - エレンと夢主の関係性が好きです。エレンといる時の夢主の妹感がたまらなか大好き! (6月8日 20時) (レス) id: d93273e880 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 真冬さん» ハンジさんとの絡み増えていくので楽しんでくれたら嬉しいです! (5月26日 21時) (レス) id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆちゃん | 作成日時:2023年5月10日 20時