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謙「みっちー！おはよ〜」
『おおっ、長尾久しぶり』
_____でも、ただひとつだけ。
謙「え？昨日遊んだやん 笑」
『せやったっけ 笑』
ひとつだけでも、忘れられない思い出ができたらな。
そんな想いは、密かにあった。
周りの高校生みたいに友達がいて、
恋をして、笑って過ごす。
特別じゃなくていいから、
至って普通の青春がしたかった。
毎日が楽しくて、輝かしくて、
まるで一瞬で時が過ぎてしまうようなそんな青春を……
「……ｯ！」
『いてっ………』
そんなことをぼんやり考えていると、
誰かと肩がぶつかった。
________ め げ な い ロ ミ オ く ん ________
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作者名：27 | 作成日時：2022年1月1日 6時
