幽霊の見える小学生になった件7th

件名:追跡劇の率役者26 ページ44

『スコッチ……？』

「……心当たりが？」

なんだコイツめちゃめちゃオラオラ(？)してくるやん。

《零がよく飲んでる酒だって言ったらいいよ。》

流石に組織に関係されてると勘違いされるのは良くないと思ったのかヒロくんが助言した。

ナイスアシストだよヒロくん！

『安室さんがたまに飲んでるお酒の名前、だよね？』

「……なら、諸伏景光という男は？」

……おうおう、グイグイぐいのすけだね(？)

《……俺と実は知り合い設定は悪くないけど、俺ドバイなんて……行ったわ。》

《《行ったんかい！！》》

爆処ナイスツッコミだ！

《たしかライと任務しに行ったはずだ。》

なるほどね！私の嘘はなんとか突っ切れそうだよ！

『……どんな人？』

名前は知らねーけどどんな人？って振りをする私は大女優。マカデミー賞くれって感じ。

「切れ長の目をした髭面の男です。｣

《……その髭剃らないか？》

《やだよ！これなくなったらかっこよくならないじゃないか！》

……ごめん、可愛いが勝ちすぎてるよ。(

しゃーない。班長以外童顔だもんな。

……班長睨まなくてもよくってよ☆

『優しげな人じゃなかった？青い目をした！』

「……心当たりがあるんですね。」

昴さんは車を左折し、海沿いの道を走った。

キャメルさんが漂着するであろう場所に行こうとしてるんだろうね。

『うん。』

《よっ！嘘をつかせれば1人前！》

《若干クズい女のAちゃん！》

要らん合いの手だよ！

「……そう、ですか。」

「Aちゃんはどうやって対岸の人なんて気づいたの？」

めーたーんてぇー！！！

これ程憎んだことがあるだろうか。

……あるな。

『ライフルのレンズが光ったんだよ。あの人下手くそだね！』

haha⤴

《……かなりの腕だったよな？》

《あの角度から確実に俺らを当てようとしてたな。》

スｩｩｩ.....

明日の朝日を拝めるかな。

ごめんよ知らん黒の組織の一味さん……！

お前の腕は世界一だよ(？)

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