幽霊の見える小学生になった件7th

件名:追跡劇の率役者18 ページ35

あらすじ:松田逆さ吊り確定(？！)

私は昴さんの車の後部座席に座った。

「般若、この言葉に聞き覚えは？」

突然核心を着くように昴さんがきいた。

『はにゃ？』

《もっとマシなとぼけ方あったろ！！》

ごめんて！！！

「……数ヶ月前、般若……リンと名乗る者にAさん、君は連れ去られたそうだな。」

『……それをどこで？』

「私のお友達、ですかね。」

……仕返しなのかな？？？さっき私が誤魔化したから？？

コナンくんは静観していた。

見極めようとしてるんだろう。めんどくせ(

『例え知っていても必要は無いと思うんですけど？黙秘権行使させてもらいます。』

《もしかして俺銃刀法違反で捕まる？》

《いや、諸伏ちゃん。心配するとこそこじゃないと思うわ。》

ナイスツッコミだ萩原！そもそも論すぎるしな！！

「すごい！コナンくんの言った通りだ！」

急にキャメルが声を上げた。

「……。」


『……。』


《……。》

そんなキャメルも可愛いからよし！！！

「赤井さん？コナンくん？」

「よ、良かったね！捨ててあったクーラーボックスに保冷剤があったんならお湯で温めればカイロになるよ！」

「それより撃たれた腕の傷はどうだ？」

ほっ、とりあえず意識はキャメルだ。

グッボーイ！！キャメル！！

「応急処置はしてます！弾は抜けているので問題ありません！いやぁこの島に泳ぎ着いた時は最悪の気分でしたけど、今は潮風が気持ちいいです！」

すると昴さんがその言葉に反応した。

「潮風ってそこは海岸沿いなのか？」

「そ、そうですけど。」

「今すぐ火を消せ！！その日は対岸から丸見えだぞ！！」

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