幽霊の見える小学生になった件7th

件名:追跡劇の率役者4 ページ21

あらすじ:安室さんの偽物が出た！

今日安室さんは帰ってこない。ヒロくんの情報だと今は九州の方に向かっていて大阪の方と合同捜査で安室さんはその指揮を任されたらしい。

何かの事件、それか組織の任務だろう。

幽霊情報は嘘が少ないので多分大丈夫だ。

「あら、さすが優ちゃんが見込んだ子ね。」

《こ、この声は！》

『工藤有希子さん！？』

ベルモットだと思ってた！

「うふふ、そんなに驚くなんて。可愛いわね、Aちゃん！」

可愛いのは貴女だよ！！！(キレ)

《生の藤峰有希子だ！》

『……それで大女優さんが私に何か？』

……フラグ回収の香りがするよ。
_______

私は何故か工藤邸にお邪魔している。

「この姿じゃ初めましてだね。」

私が座らされたソファーの目の前にあるドアから有希子さんと優作さんが入ってきた。

有希子さんはどうやら紅茶を入れてくれたようだ。

……わぁ美味しそうな匂いだなぁ( ᐛ )

《……会ってみたいとかこの前言ったよね？俺ら。》

ウン。

萩原の話に私は心の中で頷く。

《……めちゃくちゃフラグ回収してんじゃねぇか！！》

松田の鋭いツッコミが入ってしまった。

工藤夫妻に会うことめちゃくちゃ名誉な事だけど不本意！

素直に喜べない！

工藤夫妻が目の前にいるって言うのに！！

なんか悔しい！

『そ、それで私に何か用ですか？』

《確かに気になるとこだよな。》

《小説のモデルってわけじゃなさそうだよね。》

それは世界が滅んでもない(フラグ)

「単刀直入に言おう。」と優作さんはソファーに座った。

「君の力も借りたいんだよ、桜ちゃん。」

『……何故？』

優作さんの隣に有希子さんも座った。

そして紅茶を目の前に置いてくれた。

睡眠薬は入ってないといいな……()

「それは君の判断力にある。」

《……この人陰ながら見てたんじゃなかろうな？》

有り得そうなのが怖い。

『何を根拠に？』

「前から新……コナンくんから色々聞いたんだ。君のこと。ハロウィンのことを聞いてこのプロジェクトには君が必要な気がしてね。」

……。

…………。

あんのお喋りお調子者探偵!!!

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