幽霊の見える小学生になった件7th

件名:休息のTVショー1 ページ14

YOUside
化け物に接触出来ないとなるとコツコツと集めるしかないね。

そう、私はコンタクト先を変えただけだ。

…そんな目で見なくたっていいじゃん。

組織のことを探るなとは言われなかったし(言い訳)

それに一刻も早く終わればいいと思う。

そして今私は安室さんの家でテレビを見ている(

いや、ホイホイ黒の組織に会えたら困るんだけどね？！

「さてさて謎は深まるばかりの連続密室殺人事件ですが……今夜はスペシャルアドバイザーと中継が繋がっております！」

『待てよ。黒の組織ホイホイじゃねぇか。』

言ったそばから黒の組織じゃん……

《テレビ出演でもするのか？奴ら。》

『ベルモットが変装してる。』

確か優作さんになっていたはずだ。

「リポーターの夢川さーん？」

「はい！只今、私は、世界的推理作家工藤優作先生のお宅にお邪魔してます！」

《工藤優作と言えばナイトバロンって言う小説凄く面白かったよ！》

『へぇ、ヒロくん推理小説読むんだ。』

《あんまり読んでなかったんだけどゼロに進められてね。》

じゃあもしかしたら安室さんは優作さんのファンなのかもね。

ちょっとそれは面白いかも。

「ではさっそく連続密室殺人事件について、工藤先生の見解を伺って見ましょう！」

《連続密室殺人事件って前々からニュースになってやつじゃないの。》

萩原たちもよってきてテレビをみた。

『そうだと思うよ。』

犯人を言うのは野暮だと思うので言うのは辞めることにした()

「今回の事件、連続殺人と騒がれていますが…殺害方法が異なり被害者に接点がありません！本当に同一犯による犯行なのでしょうか？」

優作さんはマイクを向けられ冷静に答えた。

……きっと机の下ではコナンくんがスタンばってるんだろうな。

「ええ、間違いありません！密室トリックが3件とも全く同じなんですから。しかも被害者3人には繋がりもありますし。」

さすがコナンくんだな。

確か優作さんとその妻有希子さんは食あたりを起こしていて代わりに来たキッド(偽)とタッグを組んでこの場を凌ぐつもりだったはずだ。

「あ、あるんですか？」

夢川さんは驚く素振りをしたのだった。

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