幽霊の見える小学生になった件3rd

九十件目 ページ4

「おはよう！Aちゃん！聞きたいことがあるんだけど！」

case1名探偵はナチュラルに間合いを詰めてこちらに迫ってくることがあります。

そんなときは…

『おはよう！コナンくん！私には答えることなんてないよ☆』

丁重にお断りしましょう。

case2諦めないのが取り柄とばかりにコナンくんは…

「答えることはないってことは、僕が聞くことはわかってるってことだよね〜？」

しつこく聞いてくるでしょう。

そんな時は☆

『…。』

無視をかましましょう。


〜コナンくんの避け方講座 Fin〜

『哀ちゃん…』

「どうしたの？江戸川くんと仲がよろしいようだけど。」

『私はただ推測をしてるだけなのになんかめっちゃ聞いてくるんだよ〜。』

《Heyヒロ！推測とは！》

《物事の状態・性質や将来を、部分的・間接的に知り得た事柄や数値から、おしはかること。(By Wikipedia)》

《こいつはカンニングしてるから推測ではないな。》

うるせー！！なんだっていいんだよ(良くない)

それにしても疑われまくる1日だな…？


「推測…ね。」

『？』

いやいや怖いって哀ちゃん！！

「勘が鋭いと嫌なことばかりで嫌になっちゃうわよね」

ポツリと言われた。…彼女も小さい時から何かを察していたのだろうか。

…私とは環境ぜっっつてぇちがうだろうけどな！！

「大丈夫よ。江戸川くんのあの疑り深さはいつもだもの。じきに治るわ。」

『そうだといいね…。』

なんか哀ちゃんと仲良くなれました。やったね。

名探偵は哀ちゃんに説得させられ普通になったようれちい。

このまま過ごせたらな〜〜〜！！とか思っている。

バレることがないように。

特に29であることを！！

今日も私は幼女を演じるのだった。

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